「夢の国」 京野さん(2)のつづき
この物語は湯川郁さんが「子ぎつねのホームページ」で募集しているリレー小説「夢の国」の続きです。
この物語を読む前に、湯川さんのホームページへ行って物語の前の部分を呼んでください。
◆子ギツネのホームページ「夢の国」へ◆
>ほかの物語 >6年1組ホームページ
(松丘小 榎本 麻由美)
人物・・・かおる・・まゆみ・・憲一
三人と小人たちは、さっきの車にのりました。少したつと車はスピードをおとして行きながらやがて止まり小人が言いました。
「さあ、つきましたよ。」
三人は車からおりると、ふと上を見上げました、かおるは
「うわぁー」
と言いながら口を大きくぽかーんとあけています、すごく大きなお城です。
「さあ行きましょう。」
と言うと三人は小人たちの後について行きました。入口のドアを開けて前に進もうとすると前はすぐエレベーターになつていました。エレベーターに乗って10秒もたたないうちに、
「チーン」
となってエレベーターが止まり、ドアが開きました。長いろうかをまっすぐ進んだ所にドアが一つありました。
「ここが王様の部屋ですよ」
と言いながら小人がドアを開けました、三人が辺りを見回すと、大きなイスに一人のおじいさんが座っていました。小人が、
「あの夢の石を見せてくれませんか?」
と聞くと王様は、すごくやさしい声で、
「いいですよ。」
と答えてくれました、王様はイスから立ち上がりイスのすぐ近くにあった机のひきだしから夢の石を持ってきました。王様がパッと手をあけるとそこには、ピカピカ光っている夢の石がありました.