1.バンバリーの海
オーストラリア西海岸の大都市、パースの南に小さな町、バンバリーがあります。
バンバリーについて海を見た瞬間、あまりのきれいさにびっくりしました。今までぼくが見ていた日本の海に比べて、色もにおいも全然違いました。
色は遠くから見ると青白く見え、近くで見ると海底がくっきり見えました。たくさんの魚もはっきり見えました。においはほとんどなく、さっぱりした感じで、とてもすがすがしい風が気持ちよかったです。でも、においがうすい分、ちょっと物足りない気もしました。
波はインド洋からの直接のものが海岸に打ち寄せてくるので、とても大きく男らしさを感じました。このすばらしい海を写真に、と思い、たくさんシャッターを押しました。
日本に帰って現像してみたら、ぼくの見た海は写っていませんでした。でも、ぼくの心の中にバンバリーの海は残っています。一生忘れないと思います。
2.小学校給食
僕たちは旅行中に3つの小学校を訪問しました。オーストラリアと日本の給食はずいぶん違います。日本ではみんないっしょのものを食べるのに、オーストラリアは食堂で買ってもいいし、自分の家から持ってきてもいいのです。ぼくはオーストラリアの給食がうらやましいなと思いました。
僕たちが日本の紹介や八木節をやったお礼に、お昼ご飯をごちそうしてくれました。最初の小学校は、お肉が3枚、ピクルスが1枚、マスタードがたっぷりぬってあるハンバーガーでした。とてもおいしかったです。でも、次の小学校ではハム1枚にキャベツ1枚のハンバーガーでした。ちょっと物足りない気がしました。総合点では、日本の給食の方が、毎日いろいろなものが食べられるし、おいしいのでいいなと思います。
給食とはちがいますが、朝ご飯をブレックファーストと言って、火の通ったものはいっさい食べません。オーストラリアの朝ご飯は、ぼくにとってちょっとさびしい感じがしました。あったかいご飯、あったかいみそ汁の朝ご飯がぼくは大好きです。
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