保険業法(平成7年6月7日法律第105号)


第121条(保険計理人の職務)

保険計理人は、毎決算期において、次に掲げる事項について、内閣府令で定めるところにより確認し、その結果を記載した意見書を取締役会に提出しなければならない。

内閣府令で定める保険契約に係る責任準備金が健全な保険数理に基づいて積み立てられているかどうか。

契約者配当又は社員に対する剰余金の分配が公正かつ衡平に行われているかどうか。

その他内閣府令で定める事項

2.

保険計理人は、前項の意見書を取締役会に提出した後、遅滞なく、その写しを内閣総理大臣に提出しなければならない。

3.

内閣総理大臣は、保険計理人に対し、前項の意見書の写しについてその説明を求め、その他その職務に属する事項について意見を求めることができる。

4.

前3項に定めるもののほか、第1項の意見書に関し必要な事項は、内閣府令で定める。


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