金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律(平成12年5月31日法律第101号)


第49条(立入検査)

内閣総理大臣は、顧客の保護を図るため必要があると認めるときは、当該職員に認定金融サービス仲介業協会の事務所その他の施設に立ち入らせ、その業務若しくは財産の状況に関し質問させ、又は帳簿書類その他の物件を検査させることができる。

2.

内閣総理大臣は、顧客の保護を図るため特に必要があると認めるときは、その必要の限度において、当該職員に認定金融サービス仲介業協会から業務の委託を受けた者の施設に立ち入らせ、当該認定金融サービス仲介業協会に対する質問若しくは検査に必要な事項に関し質問させ、又は帳簿書類その他の物件を検査させることができる。

3.

前2項の場合において、当該職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係人の請求があったときは、これを提示しなければならない。

4.

第1項及び第2項の規定による権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。

5.

認定金融サービス仲介業協会から業務の委託を受けた者は、正当な理由があるときは、第2項の規定による質問又は検査を拒むことができる。


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