保険業法施行規則(平成8年2月29日大蔵省令第5号)


第210条の6の5(グループに属する会社に共通する業務を行うことについての認可の申請等)

保険持株会社は、法第271条の21の2第2項の認可を受けようとするときは、認可申請書に次に掲げる書類を添付して金融庁長官に提出しなければならない。

理由書

当該保険持株会社及びその子会社等(法第271条の24第1項に規定する子会社等をいう。第4号において同じ。)につき連結して記載した最終の貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書(これらに類する書類を含む。)その他これらの会社の最近における業務、財産及び損益の状況を知ることができる書類

当該認可後における当該認可に係る業務の収支の見込みを記載した書類

当該認可後における当該保険持株会社及びその子会社等の収支の見込みを記載した書類

当該認可に係る業務の内容及び当該業務を遂行する体制について記載した書類

当該認可に係る業務に関する知識及び経験を有する従業員の確保の状況を記載した書類

その他審査をするため参考となるべき事項を記載した書類

2.

金融庁長官は、前項の規定による認可の申請があったときは、次に掲げる基準に適合するかどうかを審査するものとする。

申請をした保険持株会社が当該認可に係る業務を行うことにより、当該保険持株会社グループの業務の一体的かつ効率的な運営が促進されると見込まれること。

申請をした保険持株会社が、子会社の経営管理に係る体制等に照らし、当該認可に係る業務を開始した後も、当該保険持株会社の属する保険持株会社グループの経営管理を的確かつ公正に遂行することができること。

申請をした保険持株会社が、その人的構成に照らし、当該認可に係る業務を的確かつ公正に遂行することができること。


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