保険業法(平成7年6月7日法律第105号)


第162条(相互会社が存続するときの株式会社と相互会社との吸収合併契約)

株式会社と相互会社とが吸収合併をする場合において、吸収合併後存続する保険会社等が相互会社であるときは、吸収合併契約において、次に掲げる事項を定めなければならない。

吸収合併により消滅する株式会社(以下この節において「吸収合併消滅株式会社」という。)及び吸収合併存続相互会社の商号及び名称並びに住所

吸収合併消滅株式会社の株主及び新株予約権者に対する補償の方法

吸収合併存続相互会社の準備金に関する事項

吸収合併消滅株式会社の保険契約者の吸収合併後における権利に関する事項

吸収合併がその効力を生ずる日

その他内閣府令で定める事項

2.

第68条第6項の規定は、前項の吸収合併の場合について準用する。この場合において、同条第6項中「第4項の準備金のほか、損失てん補準備金」とあるのは「損失てん補準備金」と読み替えるものとするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。

3.

第72条第1項の規定は、第1項第1号の吸収合併消滅株式会社について準用する。この場合において、同条第1項中「第70条第2項」とあるのは「第165条の7第2項」と、「組織変更」とあるのは「吸収合併」と、「通知し、その承諾を得なければならない」とあるのは「通知しなければならない」と読み替えるものとするほか、必要な技術的読替えは、政令で定める。

4.

第83条の規定は、第1項の吸収合併について準用する。この場合において、必要な技術的読替えは、政令で定める。


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