旧近藤邸PART2

訪問した日は快晴で心地よい風が吹いていました。旧近藤邸の内部は 思ったよりも明るく、いたるところに窓があるため、非常に風通しが よくて快適でした。移築されて本当によかったと思います。が、あえてばちが あたるようなぜいたくを言えば、街中でなく海の見える自然公園の 一角のようなところに移築されていれば、この建物の魅力はさらに倍増 したのではないかと思いました。


暖炉

帝国ホテルや加地別荘にも通じるライト−遠藤ラインの特徴と思います。 移築時の最大の問題点だったそうですが、近隣の人々や建築家の 「暖炉基金」により実際に燃やせる暖炉として復元されたそうです。


テーブルと長椅子



居間兼食堂

古き良き時代の家族の団欒が目に浮かびませんか。


二階和室(8畳)

大きい家のようで、二階には和室一部屋しかありません。 この家の特徴は作り付けの長椅子で、畳の生活と椅子の生活、 つまり和と洋の融合がテーマだと言えます。


一階和室(10畳)

明かり取りの窓から作り付けの文机に光が落ちるように設計されているそうです。


庭園側から居間を眺む



玄関

来訪者記帳ノート、パンフレットのコピーが置いてありました。


全景

植え込みが豊富でいい環境ですが、いかんせん街中。 窓から海が見えるようなシチュエーションなら最高でしょう。 しかし、傷みが激しくなって維持が大変か。


旧近藤邸へもどる

藤沢編へもどる