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(3)道の道のそのまた道?
 道をまちがえたことに気がついたのは、その次の日の朝・・・。 

 ねぼけていたので、森のしばふの上で、ぼけぇーっとしてたので・・・。
 そして朝になって起きてみると日の光がちらっとしか見えないくらい森で心がぞわっとしました。
 「この森にきたものは、2度と出られない・・・」
 「ひっひっひーっ」 

 いきなり暗くてこわーい声がしたので、びっくりして森のはしの方へ走っていってしまいました。
 めちゃくちゃにはしっていったところ道が一つありました。→のカンバンには、《この先2つの道の先しゅぎょう村》と書かれていました。少し気になりましたが、もちろんころんちゃんは、→の方に進んでいきました。

 1時間ほど歩いたところやっぱり2本道に出ました。どちらか1つがしゅぎょう村へ行けるのです。迷いましたが右の道にしました。しばらくいくと、『左の道の方が、よかったかしら・・・』な〜んて思ってきたりしてましたががんばって勇気を出して、ずんずん歩いていきました。

(4)やったぁ〜しゅぎょう村だぁ〜
 勇気を出して歩いたのか、それとも憾がよかったのか、しゅぎょう村にちゃんと着きました。
 「ええっとおォ〜この先のリス公園を曲がって小さな汽車のいえの角を曲がって7番目のいえかぁ〜」
 あっ、リス公園が見えてきました。  
でもなんか・・・。 ブランコも、すべり台も、シーソーも、ありません。 そのかわり、てつぼうのようなものと、大きな丸い玉が、3個ほど・・そのほかへんなしゅぎょう道具ばっかり・・・。
 「ああ、そうか・・・。」
そうです!! この公園は、リスのたくさんいるしゅぎょう公園(レッスンアスレチック)だったのです。どーりでおかしいと思いました。
あっとぉーこればっかりみとれてちゃいけないんだ。 早く汽車の家を見つけなくっちゃ!  
しかし・・・・・ 汽車の家は、なかなか見つかりません。いったいどうしたのでしょうか・・・?
 「ポッポー」
       「?」 あぁーーーー  
 私までびっくりしてしまいました。 ななななななーんと!汽車の家は、本物の汽車でこの汽車に乗ると、自動的にリス公園まで行ってくれるのです。
 な〜んださっきからあった線路は、そういう役割だったのかぁ〜。そっそれよりコロンちゃんのとまる場所はっ!
あっありました。もうコロンちゃんは、案内されてます。 でも、こんなに大きいなんてねぇー。びっくり!           


(5)家の 中身は、迷路だぁ〜  
 もうコロンちゃん、びっくりしてしまいました。家は、りっぱ中は・・迷路!案内されても何がなんだかさっぱりわかりません。
 「こちらが、コロンちゃんのお部屋です。」 
 「うわぁー」
 す・・すごーい! 思わず私もほしくなりました。 ベットに化粧台、服が八十種類、靴が三十種類
 「そして、これが地図とパスポートです。パスポートは、なくさないでくださいね。」
 「はーい!」 
 コロンちゃんは、うきうき気分できがえました。 放送で『着替え終わりましたら、食堂へお越しください。』コロンちゃんは、リボンのたくさんついているワンピースです。
(かわいー!)
 コロンちゃんは、さっそく部屋を出ました。 おっとぉーパスポートを忘れずに! 
 「食堂は、右から三番目の、2の4の5かぁー」 
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「あったぁー!」 
 ここかぁー。 ピカピカ黄金のドアでとってもきれいです。 コロンちゃんが入ると、横にいるねいぬ型ロボットがおじぎをしました。気分がいいので1番多いメニューをえらびました。 すると、うっわぁーすごーい!!私まで思ってしまいました。だって、一度にフランス料理と、イタリア料理、それに、日本の和食がどーんと出てくるのです。   
 いいなーコロンちゃんは・・・

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