保険業法施行規則(平成8年2月29日大蔵省令第5号)


第239条の14(届出事項)

指定紛争解決機関は、法第308条の19の規定による届出をしようとするときは、届出書に理由書その他参考となるべき事項(次の各号に掲げる場合にあっては、当該各号に定める事項を含む。)を記載した書類を添付して金融庁長官に提出しなければならない。

法第308条の19第1号に掲げる場合 手続実施基本契約を締結し、又は終了した年月日及び保険業関係業者の商号、名称又は氏名

次項第6号に掲げる場合 指定紛争解決機関の役員等となった者が暴力団員等でないことの当該役員等となった者による誓約

次項第7号に掲げる場合 保険業関係業者が手続実施基本契約に係る債務その他の紛争解決等業務の実施に関する義務を履行することが確実でないと見込まれる理由及び当該保険業関係業者の商号、名称又は氏名

次項第8号又は第9号に掲げる場合 次に掲げる事項

行為が発生した営業所又は事務所の名称

行為をした役員等の氏名又は商号若しくは名称及び役職名

行為の概要

改善策

2.

法第308条の19第2号に規定する内閣府令で定めるときは、次に掲げるときとする。

定款又はこれに準ずる定めを変更したとき。

親法人(指定紛争解決機関の総株主等の議決権(指定紛争解決機関の総株主、総社員、総会員、総組合員又は総出資者の議決権をいう。第5号において同じ。)の過半数を保有している法人その他の団体をいう。次号において同じ。)又は子法人(指定紛争解決機関が総株主、総社員、総会員、総組合員又は総出資者の議決権の過半数を保有している法人その他の団体をいう。第4号において同じ。)が商号若しくは名称、主たる営業所若しくは事務所の所在地又は事業の内容を変更したとき。

親法人が親法人でなくなったとき。

子法人が子法人でなくなったとき、又は子法人の議決権を取得し、若しくは保有したとき。

指定紛争解決機関の総株主等の議決権の5/100を超える議決権が1の者により取得され、又は保有されることとなったとき。

法第308条の3第1項の指定申請書を提出後、新たに指定紛争解決機関の役員等となった者がいるとき。

保険業関係業者から手続実施基本契約の締結の申込みがあった場合であって、当該申込みを拒否したとき。

指定紛争解決機関又はその業務の委託先の役員等が紛争解決等業務(業務の委託先にあっては、当該指定紛争解決機関が委託する業務に係るものに限る。)を遂行するに際して法令又は当該指定紛争解決機関の業務規程に反する行為が発生した事実を知ったとき。

加入保険業関係業者又はその役員等が指定紛争解決機関の業務規程に反する行為を行った事実を知ったとき。

3.

前項第8号又は第9号に該当するときの届出は、これらの規定に規定する事実を指定紛争解決機関が知った日から1月以内に行わなければならない。


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