Essay
wish you were here
BANG!BANG!バカンス!

隣駅まで電車に揺られて行って来た。いつもなら両隣の駅間は必ず歩く、しかし今は猛暑、とても歩けはしないし、日焼けもしたくないし、熱中症もごめんだ。これだから夏は嫌いだ!

昔はどこへ行くのにも自転車に乗っていた。3つや4つ先の駅までだって自転車でよく行った、川を越えると隣の市になる。
今私は何故だか大好きだった自転車に乗らなくなった、乗れなくなったのではない、乗らなくなったのだ、自転車は駐輪場に置きっぱなしで汚れている。
どうやらこれも病気の症状のひとつらしいと医者は言っていた。

前置きが非常に長すぎたが問題は何故わざわざこの暑い中電車賃を支払ってまで隣駅へ行ったかだ!

SMAPの新しいシングルCDとアルバムを買いになのだ!わざわざ…

その昔この町の駅前のビルの1階にもレコード店はあった、子供の頃はじめてレコードを買ったのはその店だった。それから何年間もその店でたくさんのレコードを買った、私の音楽のルーツがたどれるほど?なのに今そのビルの1階はパチンコ屋になってしまった。ρ(`D´#)もぉぉっ!
そのビルの真向かいの建物にもレンタルビデオとCDの店がその後出来た。その店でもCDは購入出来るようになったが、スペースは狭くメジャーな作品が多かった、それでもとりあえずことは足りていた。
が…その店ももうない、今はマクドナルドになってしまったのだ!こっちは許そう(笑)

駅前通りにはセブンイレブンがあり今や本やCDもネットでお取り寄せする時代、セブンイレブンは便利だと家の者は言うが、私はCDを買う時くらい、今やレコード店とは言わない、CD店に買いに行きたいのだ!
住む町にCD店がないが為にSMAPのCDを発売当日に買えなかったぜぇ〜チキショー!ごめんよ木村!しかし隣駅までCDを買いに行った甲斐はあった、ポスターがもらえたのだぁ〜キャッキャッ(*゚∇゚)(~∇~o)キャッキャッ

コンサート会場で並んでまでグッズを買う気にはなれずグッズもポスターも持っていなかった私…ポスターを開いてみれば愛しの木村がカッコいいぜ!
シンプルにニューエイジチックに決めている私の部屋に思い切ってSMAPのポスターを貼ってみようかな?そうすれば大嫌いな夏もBANG!BANG!バカンス!になるに違いない!
これから毎日シングルやアルバムを聴いて、聴いて、聴きこんで9月のライブに備えよう!チケットが当たればの話だけれど…
神様どうかアリーナ席でSMAPに逢わせて下さい!
そしてあの時みたいに1番前の席で木村と目が合った錯覚に陥らせて下さい!
これがバカな私の少しだけバカンス!

2005.7.29


再会なのに…

夏が苦手、嫌い、早くも6月から夏バテになってヘロヘロになっていた私は、愛犬らぴすの散歩を早朝にして、「朝型人間のススメ」まで書いた。
その後早朝散歩は順調に続き、私は帰ってからのシャワーですっきりが気持ちよく、らぴすはい草のラグマットの上でのんびり寝そべる。充実した日々の中にあった。

獣医師の先生に聞いたところ(この時期?いつも?)散歩は30分くらいでいいとも言われ、毎日早朝散歩とらぴすを牧羊犬にする為の訓練(笑)…
牧羊犬にする為の?笛を買った店のご主人に聞いた(この方は競技会などにも出ているらしいお話をチラッとなさっていた。)
「飼い主と遊ぶことが一番であることが大切!」を実践すべく、GO!の私の掛け声で走り、離れた場所から笛で呼び走って来たら褒め、おやつを与える。中々楽しい主従関係を築いていた。

が…しかし…獣医師の先生は犬同士お友達と遊ぶことも必要と言っておられたので、飼い主頑張れ、夏に立ち向かう覚悟で久しぶりにらぴすのお友達が集まる、夕方のいつもの広場に行くことにした。私としては一大決心(また大袈裟)だった。
何しろ「ワンちゃん夏バテ予報」でも早朝はともかく、夕方の17時、18時ではまだまだ厳重警戒の時間帯なのだから…(人間には多少涼しい風を感じられても犬には地熱がかなり暑いらしい)
と…犬の心配よりも私が熱風でも吹いた日には負けそうで…

そして、やっと本日、らぴすをお友達と遊ばせてあげようと17時過ぎに家を出発、広場にはダックス軍団のワンちゃんたちが集っていた。
らぴすは元気に大喜びで駆け寄る…と思ったらそうでもなかった。(笑)

ポメラニアンの優しい飼い主さんに久しぶりに逢えて、たくさん甘えて嬉しそうではあった。お友達とも何となく挨拶くらいしていたのかな?でも一緒に遊んでいる様子もなく、ほとんどのワンちゃんは飼い主さんの足元にいたり、抱かれていたりが多かった。

結局私のGO!の掛け声で早朝同様GO!GO!GO!GO!と一緒に走って遊び、少し離れた場所から笛を吹き呼ぶ、元気にまっすぐ走って来たら、たくさん褒めてあげて、おやつを与える。
(・・∂) アレ?朝とまるで変わらない、ただ暑さが増しているだけ…
その後も様子を見ていたが、お友達やその飼い主さんの側にはいるものの楽しんでいるようには思えない、愛犬らぴすはかけっこが大好きなんだ、1匹でもお友達とでも…

私かなりがっかり…以前、早朝偶然はじめて出逢ったダックスちゃんと、すぐ仲良しになり走り回って遊んでいた日もあったなぁ〜
お友達は大切!とっても大切!でも一緒に遊べないのでは意味がないような気がする。

らぴすと私の仲良しぶりが深くなった今年の夏ってことなのかなぁ〜

人間と犬とでは友達との再会も違うってこと?やっぱりビールでも一緒に飲みながら、ゆっくり語り合わなきゃね!せめて水とビーフジャーキーでも?
仲良しだと思っていたダックス軍団のお友達…人もそうだけれど波長とか、成長のレベルとかがあるのでしょうか?自分の人付き合いと比べて考えてしまうのでした。

追記:とても確かなこととして、実の弟の慎吾くんと2度目に再会した時は、らぴすは恐ろしいほどに興奮して大喜びで1日中嬉しそうだったのになぁ〜やはりそこには愛が必要なのでしょうか?

2005.8.3


薬物更に増量…

もう駄目らしい…

今までの頓服薬が1日3回飲む薬になってしまっては…
久しぶりに新しい薬が登場した。
何しろ今まで飲んでいた薬を侮っていたら、他の薬で効かない人たちがたどり着くかなり強い薬らしいのだ。どうなる私!

症状は相変わらず、すこぶる悪い!笑ってしまうほど深刻に症状は悪化している。

ストレスケア病棟への入院まで考えインターネットで調べた。
しかしそれにはかなりのお金がかかるらしいと今日聞かされた。
担当医は環境をかえることが一番良いと薦めてくれていたので入院も嫌々ながら視野に入れていたが、愛犬と離れることが淋しいので迷っていた…迷う前に高額な入院費ではダメだったが…
次に考えているのは愛犬と共にどこか遠くの土地での静養である。山のように増えた薬と愛犬の為の荷物まで詰め込んで静養の旅なのか?

ここ数日も連日のように目覚めが悪い、「地獄だ!」と口にしなくはなったものの、毎朝明け方に目が覚め、頭痛に悩まされる。枕のせいだとはもう言えなくなってしまった。

担当医も困り果てている。私自身もセカンドオピニオンの必要性を感じているが、何年分の話をすべてしなくてはいけないのかもと思うと…ゾッとする。

また薬が増えた。

もちろん波はある、調子のいい日もあるんだから…この言葉は気休めではないのだ…
SMAPとビールと愛犬の癒しで元気な日も多いのだから…でもやはり薬物更に増量では、いよいよ静養なのかなぁ〜

2005.8.9


防災対策…

最近地震が多いと感じる。皆さんのお宅ではどうだろう?地震及び防災対策は万全になされているのでしょうか?是非参考意見を聞かせて頂きたいものです。

以前我家では2リットルの水のみ1ケース買い置きしていたが、賞味期限の前に飲んでしまって、そのまま在庫なしになってしまった。古いリュックにとりあえずの下着類とトレーナーを詰め込んだものも用意していたが昨年の引越しでどこかに消えた?捨てたかも?

数年前の準備は住んでいたマンションが新しかった為倒壊の恐れはないと考え、避難生活があったとしても数日だと勝手に決めていたが…今私の中で防災に対する意識が大きく変わった。それは新潟を襲った中越地震の影響も大きいが、我家に愛犬が家族に加わったことが一番大きな要因だ。
避難先はほとんど小中学校の体育館となる、(余談だが避難中アスベストが降って来たらどうなるのよ?)今住むマンションのすぐそばに万が一の時の避難場所となる体育館はあるが、避難先、体育館は動物は入れないのだ。それでも人間だけ体育館に入る場合は一次的にでも保健所やボランティアの人にペットを預けなくてはならない。新潟の時は止むを得ず家に大量の餌と共にペットを置いて来た人も多かったようだ。
それが出来ずにどうしてもペットと一緒にいたいと考えた飼い主の方々は車の中での生活を余儀なくされた。その狭い車の中での生活でエコノミー症候群になり、亡くなった方も多かったことは決して忘れてはいけない事実だと思う。

我家に今必要なのはラジオより食糧より、愛犬と共に非難出来るテントだと気がついた。
防災グッズについて調べてみればテントがセットされた防災セットもあり、すぐに購入を考えた。
が…元山岳部であった家の者はテントの材質の良し悪しまで言い出し、騒ぎはじめた。まったくもって無駄知識の多い奴だ。私はすぐにブチ切れた!良質のテントを買いに行くのはいい、いくらでも良い物を迷って買ったらいい、でもそれはいつだ?いつ買えるのだ?震災は待ってはくれない、いつ起きるのかもわからない、夏なのか、秋なのか、それとも真冬なのか?テントの材質で暑さ寒さも変わってくるだろう、辛い思いをするかもしれない。しかしそこに数ヶ月住むとは考えたくはない。余裕があるのなら良質なテントは自らの知識を十分に使って、後日購入を決めたらいい…

ただ本当にいつやって来るか分からない災害、それが関東周辺であれば被災する人の数は莫大な人数となるのだ。このペットブームの中、どのくらいのペットが家族の一員として暮らしているのだろう?一時期でもどこに行っていしまうかわからないようなところに愛犬を預けたり、離れたくはない!我家の小さな鳥達もそうだ、その言葉に家の者はやっと納得した。

とりあえず「至れり尽くせり」(本当なのか?)と書かれているスタンダードなテントつき防災セットの購入を決め、申し込んだ。今週中に震災が起きませんように…
防災セットが届いたら、更に我家的に考えた品々…タオルや下着類、旅慣れて学んだものも加えて詰め込んでおきたいと思う。水と食糧もそろそろ真剣に検討しなくては…
これらはすべてマンション倒壊の恐れがないと信じてのことだ、倒壊はないだろうと思う、但し出入りの禁止や非難はあり得るのだろう。後から必要に感じた物を取りに来れるような状況下にあることを心から願う、そして家族と親戚、友人の無事も祈ろう!

しかし安全の為数週間の避難生活となったら…車とテントで何とか暮らしていけるのだろうか?援助物資はすぐに届くのだろうか?首都圏を巻き込む災害となったら今までの比ではないはずだ。車の中に常に乗せておくといいものがあると聞くが、今災害意識に目覚めた私に準備しておくべきもの、画期的な必要な品々を経験者の方々、また勉強になるサイトがあったら是非教えて下さい。

そして愛犬と一緒に暮らしている皆さん、避難場所、建物にペットが入れないことはほとんどだと言うことを忘れずに、皆で良いアイデアを出し合って、落ち着いて災害の準備をはじめましょう!

昔…友人が言っていた、防災に必要なものはキャンプ出来るようなセットがあればいいってことだよと…

アウトドアが苦手な私、キャンプなんてとんでもないと思っていたのですが、今年あたりは避難訓練のつもりでキャンプを実際に経験して、必要なものを体で体感して調べてみるべきだろうか?
ご連絡お待ちしています、キャンプの達人G女史!

2005.8.9


恐縮ですぅ〜

親バカで大変恐縮なんですがぁ〜

我家のおバカ娘…愛犬らぴすが某新聞社の主催するペット写真コンテストに応募したところ…昨日事務局から電話がありまして…

大賞ではなく、もちろん準優勝でもなく、その他の100点以上の作品の中の1枚に選ばれましたぁ〜

9月末発行の小冊子で発表になるそうですが、それまでは…((((o゚▽゚)o)))ドキドキ♪
ちょっと信じられません!(笑)

嘘々…夢々…真夏の夜の夢にうなされている?事実がはっきりしないような1本の電話くらいで…

なのに親バカで本当に恐縮です。浮き足立っております。

ただのバカ親です。バカ…バカ…バカ…
計画通りなんか進まない、それがバカなバカンス!

私の娘って可愛いのかなぁ〜バカ…バカ…バカ…

2005.8.11


人にやさしく

人に対してのやさしさは、誰しも持ち合わせていて当然だと思ってしまう、それは傲慢な考えとしてではなく…

「好きなタイプの人はどんな人ですか?」と問われて「やさしい人」とは答えなくていいと思うってこと。人として基本的に備わっているアイテムのようなものとして…人にやさしくは普通のことであってほしい。大切なのはそのやさしさの質ではないかと考えることが私にはよくある。

ごく普通の幸せな家庭に育って、両親や親戚の人にも可愛がられ、愛され大切に育てられて、人にはやさしくするものだと覚えた人と…
同じような家庭に育っても肉親から、または知人・友人からいじめを受けたり、辛い思いや経験をして傷ついた中で、人にはやさしくしてあげたいと痛みを知っている人…
すごく簡単に別けると、このふたつに分類されるかもしれない。(しかし、そのことに気がつくと悲しみや淋しさが押し寄せて来て悩まされる結果にもなり得るのだった。)

「人は悲しみが多いほど人にはやさしく出来るのだから」この歌の歌詞は正直すごいと思った。

育った家庭環境には貧富の差が驚くほどあったり、片親だったり、両親がいても仲が悪かったり、それでも祖父母の愛に包まれて育ったり、孤児で生まれたとしても、置かれた自分の立場が「満足だと思う」「幸せだと思う」「充実していると思う」「不幸だと思う」のは、まったく個々に基準が違うから…
でもやさしさの質を見ようとすると、私にはとても怖いほど見えて来たりする。

偉そうなことを書き並べて、私はどうなんだろう?現状に満足して、幸せだと語り、人にやさしく出来ているのかさえ不安どころか自信もないが…

私の生まれながらの遺伝子レベルでは「批判力・意見・考え・自らの人生経験・そして知識を人類愛に使って行く…」とヒューマンデザインの中で教えてもらった。
生まれながら決められているのならば、そのカリキュラムを今一度心に問い、胸に刻み込んで人類愛に貢献して行くことを考えてみる頃なのでしょうか?

ヒューマン・デザイン・システム
http://www.withe.ne.jp/~junesite/hds00.html

やさしさは強さであってほしいと私は昔々から思っています。高倉健のCMを覚えている人は少ないかもしれませんが…
「強くなければ男とは言えない、やさしくなければ男とは言えない」
今や女にもきっと求められていることかもしれません。


おまけ♪
私は男気のある男がとにかく好きである。
昔仲の良かった男友達に「私は付き合うとか結婚する相手が私より強い男であってほしい」と言ったことがあった。友達は言った「そんな奴いないだろう…(笑)」本気なのか嘘なのかジョーダンだったのか…もう随分月日が流れたが今もその言葉を引きずっているぞぉ〜

2005.8.24