Essay
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病床日記…

「お知らせ…しばらく入院致します。でもよろしければ掲示板に足跡は残して行って下さいね。お願いします。」

そう告げて入院の予定だった。病床日記がどのくらい書けるのか考えていた。しかし入院はまぬがれた、まったく驚くほどこのエッセイは私の病気便りはがりで他にネタがないのかと淋しくなる。
読みたい本、興味の復活した精神世界の中で気づきでも記したいのに…

私は今深刻な「うつ病」患者なのです。

確か7月、8月と嘆いていた私の神経科通いの病状が日に日に悪化して行き、真夜中や明け方にひとり苦しみ、疲れ果てていました。担当医に「お薬をもっと強くして下さい。」と訴えました。しかし、これ以上薬局から強い薬を出すことは危険で、薬を強くするのなら入院して点滴で治療するしかないと言われたのです。入院はとにかく嫌いで、今まで外科の手術も外来でやって来たほどの私でしたが、今回ばかりは精神的に限界で入院したいと思っていました。
とにかく今の現実の痛みから解放されたかったのだと思います。しかし、愛犬と離れることを考えると辛すぎて、都合よく2日、3日の入院などと考えていました。一週間なのか、一ヶ月なのか、担当医から入院設備のある病院への紹介状を渡されて、迷いながらも初診の予約を入れました。その予約の日の前には鍼灸院で澤田先生の治療を受け、現在のうつの病状のこと、入院のことを相談してみました。それはその日のうちにメモ書きのような文章で記してあります。

8月31日(水曜日)
治療前、頭も首も肩も硬い1枚の板だったらしい、ガジンガジンだったのかな、そして身体がむくんでいることも知らされた。「自分を大切にしてあげる」「もっと自分を大切にしてあげなさい」と…去年千賀子さんとKavitaaに言われた言葉、ずっと分からなかったけれど、今日治療中、その言葉が何度もやって来た。またスピリチュアルなものに惹かれはじめているこの頃、Kavitaaの言葉とヒューマンデザインとこれから読もうとしている本は繋がっている。「もっと私を大切にするぞ」…

9月9日(金曜日)
9月7日の予約を体調不良により本日に変更してもらった。
8月31日…あの日から私は決心を固めつつあります。

先生に相談をしてみました。「うつ病も鍼治療で治せるかどうか…」答えはもちろん知っていた。身体と心は全部繋がっているのだから…先生に入院のことも色々と話してみた、身体があまりに辛かったので薬を強くしたいと願い、その為には入院治療が必要になるらしいことも、そしてしばらく生活から離れて静かに暮らしてみたらどうかと言われたこと。

澤田先生は一番にらぴすのことを心配してくれた、離れて暮らすことで辛くなってしまうかもしれないことを…私は先生にすがるように訴えた「先生のところに毎週1回、2回通って、うつ病が治るのなら、そのほうがずっといいんです。」と…先生は薬が強くなることもことも心配していたけれど、ほんの数日でもワンちゃんと離れない方がいいと言って下さった。「家事は出来ていますか?」の質問に「鳥が汚すのでササッとでも掃除機をかけています。」「料理はどうですか?」「食欲はあるので、自分が食べたいので何とか簡単な物を作っています。」すると先生は家のことが何も出来ないほど寝込んでしまうほどなら仕方ないけれど、何とか出来ているのなら無理しない程度に家の中で入院のような生活を送ってみたらどうですか?といつものように優しい声と言葉で言って下さった。何故だか涙が出そうな気がした。

「ただ身体が辛くて家族に当たり散らしている自分がとても嫌なんです、でも誰も私の身体が辛いことを分かってくれなくて、少し出来れば、すべて家事が出来ると思われてしまって…」澤田先生は時にヒーラーだったり、カウンセリングの先生だったりする。いつもの事ながら頭がかなり熱をもっているらしい、その熱がとれるとだいぶ違うと話して下さった。

治療後助手と受付をなさっている女性の方に私の目の中がキラキラしていると言われた。身体の回復を表しているらしい、先週も同じようなことがあった。

甲状腺がんの手術で肩や背中が異常なほど硬くなってしまうようになった私、そして2004年先生の元に通いはじめた私、子宮筋腫も悪さをしないように治療してもらっていた、そして何ヶ月か通い身体が楽になり9月頃通院をしなくなり、2005年、年明けにまた辛くなり、春先から通いはじめ、生活苦からまた6月中旬くらいで中断、7月、8月この2ヶ月通院しておらず、辛くなって予約を入れたのが8月31日だった。
奇しくも「うつ病」が悪化し、日に日に病状が酷くなっていった頃と一致する。今気がついて怖くなった。3度目の通院はもっと本気で通ってみたい、週に1回か2回なら、らぴすも待っていてくれるでしょう!入院費用は聞くまでは分からないけれど何十万もかかるのなら鍼灸治療の費用にまわしたい。
出口の見えない神経症、そして併発して酷くなっていく「うつ病」…もうそろそろ自分を解放してあげよう、解放してあげたい!澤田先生の確かな技術と愛情と私の中でスピリチュアルに目覚めた新しい心で辛い辛い日々から解放してあげよう。
澤田先生がいつもらぴすのことを思って下さるのは、私が気がついていないほど、らぴすが私にとって大切な存在であることだからなんだと思う。らぴすと自然の中に行きたい、大好きな日光の湯滝や湯の湖にも行きたいし、キャンプにも行きたい!治療室を出て目が熱くなる思いだった。

助けてくれる人がいる、叫ばなくても助けてくれる人は近くにいたんだよね…
家の中での入院生活、いくつか考えて提案してみよう。洗濯も掃除も辛かったり、料理が出来ない日も多いものね。先生は自分がどんな病気でも治せるよなんて決して言わない、偉い先生なのに名医なのにちっとも偉ぶっていない先生だと紹介してくれた友人も言っていた。穏かで優しくて、きっと私の「うつ病」や心の中まで読めてしまうのだろうなと思う、辛いことも…
先生の目が見えないことで私の心の中がよく見えすぎているに違いないと思う、いい患者でいよう(笑)一生懸命にキレイにお化粧しても、お洒落しても先生には見えない…「先生患者さんは今日もとてもキレイですよ」そんなことをつぶやいてみた。

9月16日(金曜日)
そんなことがありながらも…
紹介状を持って私は家の者と共にはじめての病院の待合室にいた。散々待たされてやっと順番が来て呼ばれて
、薬を強くしてほしいと望み、その為にこちらに入院することを勧められて来たと話した。
先生はとても風変わりな感じの面白い先生だった、病気の原因になっている家計のこと、ひとりで背負わされている家の中すべてのことの負担を話した。話は長く続いた、こんなに長く話を聞いてくれる先生ははじめてだ。話し合いは2時間弱にも及んだ。

結論からすると家の者の恐ろしいまでの危機感の欠如、危機感を共有することがすべての解決方法だった。
そして私の治療に関しては甲状腺がんをやっている為、肩や首や背中が異常なほどに硬くなる為鍼灸院に通っていることを話すと…「甲状腺機能低下症は?」と聞かれた。術後何年も経つが毎年検査を続けていて、数年前に甲状腺機能低下症が発症してしまったが、現在のところ薬を飲むほどではないと話した。しかし先生はホルモンバランスからのうつ症状の悪化も考えられると指摘した。その事はずっと通っている担当医に話して相談してみることになった。
入院は必要はない、つまりは起こっていることの現実をまるで気がついていない人間に対して何度も危機感を感じて行動するようにと話して下さった。患者である私ではなく、付き添いのはずの人間に先生はいくつかの質問もした、家庭の中の質問だった、答えられなかったり、口ごもる人間に先生は考え方の甘さまで指摘してくれた。

20代から「若いうちの苦労」と思い、人より多く苦労を経験して、夜間に学校に通う為に、ひとり暮らしをしながら会社勤めの他に別にバイトまでしていた、霞を食いながらも生活していた、若さだけで乗り越えて来た日々は決して無駄ではなかったが、そこから経験して得た強さとしっかりし過ぎてしまった私が憎いとも思った。常に相手が軟弱でバカに見え過ぎてしまうから…

病床日記は入院して書くことはなくなった。ただ私の病床記録はまだまだ続くのか?それとも最後の挑戦と本気を入れている澤田先生の治療にかける意気込みで、そっと静かに痛みから遠ざかって行くのだろうか?

いつかセドナに行けるその日…
健康でいたいから…
今日も六本木の喧騒の中、治療院までの道のりを目指す。

2005年9月17日

この日記を走り書きした数日後も鍼灸治療があった、今私の身体は軽い、やっと心から笑える体調に戻れる気がしている。


霊山 高尾山を登る!

先日、高尾山を登って来た。(愛犬のコーナーにいずれ写真付きで詳細を載せるつもりです。)

今まで何度ものんびり山歩きをして来ましたが、この山、高尾山が霊山であり、富士山と並ぶ日本のパワースポットであることを知ってから登ることには感慨深いものがあった。
びわ滝という場所で、滝に打たれて修行をされている方を目にした。
亡き母が最初の闘病生活の頃、家の者がひとり高尾山に登り、ここで祈願の護摩を書き、山頂近くにある薬王院でお札を買って来てくれたことがあった。そのお陰でか母は完治し、再発してしまうまでの1年間を本当に充実して過ごしていたと思う。

私は登りながら色々なことを考えていた、どうか私の身体についた邪気を祓ってほしいと何度も何度も願った。霊山を訪れる際の心構え、するべきことなどがあったら知っておきたいと思い、本を探し注文したのだが納品は1ヶ月先とのことで結局学ぶことが出来ず、私は何か失礼がなかったか考えてしまった。(とても几帳面な真面目で実直な性格である(笑))
しかし、子供たちがハイキングで登れるほど馴染みのある山で、夏には山頂にビアガーデンも開かれるらしいと聞いていた。リフトやケーブルカーに乗れば、乳母車の赤ちゃんでも容易に山頂まで来れる山なのである。

私も今まで何度も軽いトレッキングをして来たほど…歩いて登る方がご利益も森林浴も得られ一番良い方法だとは思うのですが?
薬王院は改めて見ると実に立派な建物で祈願に訪れる人も多く、たくさんのお守りやお札が売られていた。
でも私にはびわ滝のあった場所にとても心惹かれるものがあった。
その場所は澄んでおり、滝からのα波が感じとられるからなのか?それでいて何か凛とした場所なのだった、身の引き締まる思いで、ずっとその場所にいたいと思った。出来ることなら私も滝に打たれて修行をしてみたいとまで考えた。
「ここだ!」と何か強いエネルギーを感じ取れるほど私には能力などないはずだが常に感情はオープンなのだと言われている。
決めました!ここを私のパワースポットにします!

スピリチュアルな気分を味わい、山歩きでたくさんの汗をかき…(3.3kmくらいの登山のはずが騙されて8km以上歩かされた!)しかし山頂にたどり着いた時、あまりの人ごみと、砂煙のほこりっぽさにゾッとしてしまった。やはり人ごみは苦手だ。

私の身体に良い変化はあったのでしょうか?
邪気はとり祓われ、良いエネルギーだけを受けとることが出来たでしょうか?(大変余談ですが、私は邪気がつきやすい体質とは聞いていましたが、この度どうやら憑依体質でもあるらしいことが分かりました。)

日本のパワースポット、世界の7大パワースポットをもっと知りたいと思います。
清々しい気分のいい1日だったと記しておきます。

2005.10.4


スピリチュアリズム

もう15〜16年ほど前から、精神世界に興味を持ち、精神世界・ニューエイジと言った類の本を買い求め読んでいました。その頃は都内の大きな本屋さんに行き、店の人に聞かなければ本がみつからないことが多く、コーナーがないこともよくありました。ほとんどは宗教の本と並べて置かれてありました。
ハイアーセルフ・カルマ・マインド・スピリット等の言葉もあまり使われておらず、ネイティブ・アメリカンの本もその頃読んでいましたから、まわりのごく数人の友人としか、そのことについての話は出来ませんでした。それ以外の人々は私に(もしかしたら今も)不思議な目を向けていたかもしれません。

この精神世界に導いてくれた友人は私よりはるかに多くの本を読み深く理解しており、良い本ばかりを私に薦めてくれました。そればかりかヒーラーの方まで紹介してくれました。

パワーストーンやアロマテラピーを日常生活に取り入れだしたのもその頃だと思いますが、当時はエッセンシャルオイルを売っているところも少なく、アロマポットに使う専用キャンドルも都内在住ではない私には近くで買うことが出来ず探したほどでした。今では100円ショップでも売っています。(笑)
でも今もパワーストーンのちゃんとしたものを買い求める為には代官山の専門店まで行く必要があります。

まわりの人々がヒーリングに興味を示し、癒しを求めだし、アロマテラピーやオーラソーマ等もじんわり生活に浸透して来ました。ここ数年は精神世界の本を読みあさることはなくなり、お気に入りの本を繰り返し読むことが多くなっていました。

そんな時テレビで江原啓之さんというスピリチュアルカウンセラーの方をお見かけしたのですが、失礼ながら流行りに乗せられてミーハーにテレビに出て来てしまう、その手のタイプの人かと思ってしまい、少し引いてしまったのです。「幸せになるための…」「恋愛成就の…」そんなお話や本をお出しになるような、女子高校生や悩めるOLさん向きの方だとばかり思っていました。

しかし今年の春頃偶然見たテレビで、江原さんの活動が骨のある地に足のついた、しっかりとした考えと教えの中で行われていることに気づかされました。(長く修行もなさっていた方だとも後になり知りました。)
元々霊的世界には興味のあった私です。オーラや守護霊、前世等の言葉がこうも多くテレビで聞くことが出来るなんて驚いてしまいました。その後何度も江原さんの番組を続けて見ることになり惹かれて行きました。

江原さんのHPを見つけ、たくさん出されている著書を調べて、確かにお嬢様向けの恋愛の本も多くありましたが、そうでない本もたくさん書かれていました。どの本から読んでいこうかとても迷いました。最初「スピリチュアルメッセージ 生きることの真理」という本を読みました。実に読書嫌いの私で気に入った本以外読めない体質(笑)なのですが、この本はすらすら読めました。その後インターネットで江原さんの本を4冊注文しましたが、1冊は在庫切れ、2冊はナント納期が1ヶ月先まで届かないらしく、たった1冊だけが送られて来ました。
「人はなぜ生まれ いかに生きるのか」今この本を読んでいます。江原さんの幼少期から青春期における苦悩や霊体験などが書かれていましたが、とにかく分かりやすく、すっ〜と理解出来て身体に入って来るのです。高尾山が富士山と並ぶパワースポットと書かれてあったのも江原さんの著書でした。
「スピリチュアル お払いブック」なる面白い本も出されていて、これは万人向けかもしれませんが楽しませてもらいました。本嫌いの私が今は江原さんの本を次から次へと読みたくて仕方がないのです。
現在テレビのレギュラーで「オーラの泉」http://www.tv-asahi.co.jp/aura/に出演なさっていらっしゃいますが、私の大好きな美輪明宏さんとご一緒なのです。美輪さんのお話される内容や言葉にも私は以前から大きな影響を受けて来ました。

流行にはうとい私ですから、江原さんがいつ頃から女性誌やテレビに登場されて、ご活躍なさっていたのかも存知あげませんが、世の中がこうも病んでいて、人々がいかに癒しを求め、何かにすがりたいと思っているのかに気がつきました。
江原さんの本がとても読みやすく理解しやすいのは優しく書かれているせいなのか、それとも精神世界を読んで来た下地があってこそなのかもしれないと思ったりします。表現方法や言葉の言い回しの違いはあります、私が読んで来た本はほとんど翻訳されたものでしたので、イギリスやアメリカといった先進国ではずっと古くからスピリチュアルな本が推奨され、研究も進んでいます。江原さんはイギリスでも長く勉強されていたそうです。

何故最近私がこんなにも本を読みはじめたのか…
それはきっと今また私の中で助けを求めている時期だということだけは分かります。人生を模索している時期だともはっきり分かります。そしてポジティブに言うのであれば今また大きく成長する時期なのだとも思います。(ポジティブという言葉も昔は人に通じませんでした(笑))

セドナに行って多くのことを体験して来た私ですが、過去世も知った私ですが、セドナにもう一度行きたいと強く思います。ネイティブ・アメリカンだった過去世のこと、どんな生活をしてどんな考えを持っていたのか、どこからか眺めてみたいと思うのです。

パワーストーンを随分昔から既に数多く持ち、それらの特質を知る為の本もあり、石を浄化する為の道具もあり、その中のパワーストーンをペンデュラムとして使っていたと話したら誰か理解してくれるでしょうか?
(・・∂) アレ?私って…変(・・。)ん?

2005.10.17

最近私が自分のパワースポットと決め込んだ高尾山のびわ滝こそが江原さんが2年間修行していた滝だと知り驚きました。


この頃の散歩…

らぴすと一緒に日々色々なところを散歩しています。

真夏に朝早くの散歩にしてから、午前中散歩が定番となり、何となく空気も澄んでいるような気のする気持ちのいい午前中の散歩です。

近頃とても不思議なことに気がつきました。1人と1匹で気ままに歩いていると声をかけられることがとっても多くなったこと!ほとんどが女性の方で私より人生経験が豊富な方が多いです。
そしてもうひとつ面白いことに同じように犬の散歩の方もいらっしゃるのですが、1人で歩かれている方にも声をかけられるのです。犬がとても好きで、らぴすを可愛いと褒めて下さり、以前犬を飼っていたことがあるお話を伺ったりします。時には立ち話が驚くほど長くなってしまうこともあります。

でもやはり諸先輩から伺う話は犬の知識だけでなく様々な人生論も含めて勉強になることが多いです。
らぴすがいてこそはじまる出逢いと会話なのでしょう!そして時々亡き母を思い出させてくれる、通りすがりながら、きっと必然の出逢いなのでしょうね。そんな気がしてなりません。

らぴすに感謝!
女子高校生や小学生にもたくさん声をかけてもらえるのもらぴすのお陰です。

2005.11.7


拝啓 ガーコ様

日々ガーコ様の日記を読ませて頂き、明るくて楽しく心優しいガーコ様がどんどん好きになって行ってしまいます。(惚)
最近はその日するべきことを紙に書き出し、その事を実行する為に元気に早起きしていると知り、主婦の鏡と感服してしまいました。

私も相当なメモ魔ではありますが…朝は起きられません。(笑)
早朝にいつもの頭痛が酷いことが多く、朝の家事を免除してもらっている次第でございます。然しながら家の者が出かける前に愛犬を念の為ハウスに入れますもので、家の者が出勤と同時に「わんわん目覚まし」に起こされてしまいます。正しくは「わんわん」より「ぴぇ〜んぴぇ〜ん」と猫のように淋しく訴えて鳴くのですが…

私のメモ魔はかなりのもので他人様にも「やめた方がいいのではないでしょうか」と言われ心配されるほど意味不明なものまでメモしてしまうようです。(2004年6月にエッセイ「新聞チョキチョキ」でも書いているのですが)今はおさまりましたが家の者の帰るコールがかかって来た時間を何年間もカレンダーに書き込んでおりました。平均帰宅電話時間まで出してしまうようなほどデータは集まっておりました。(データー収集、分析も癖であります。)

メモだけでなく書くこと計画…これで以前大掃除の詳細すぎる計画表を立てた為倒れたことまでありました。
どこかに書いたことがあったでしょうか?買い物のメモはこれも実に詳細です。行く店、お買い得商品と値段、買い忘れてはいけない必要商品のメモ、何軒かをまわる場合は行く店の順番にまで矢印が記載されております。予定変更があった場合メモは凄いものになります。

でも今の私には本日の行動を書かせても普通の簡単な洗濯と掃除くらいしか書けません。ガーコ様のように窓拭きや例えば冷蔵庫の整理、フローリングを磨く、念入りなお風呂やトイレ掃除などは、とてもとても書けません!ごく普通の日常の主婦としての行動までが私にプレッシャーを与え過ぎてパニックを起こしかねないからなのです。(笑)

完璧主義(これは病気?)を何とかするように多くの方から言われ、なるべく力を抜くことを心掛けてはいるのですが…性格なのでしょう。でも完璧主義のわりに「とりあえず」の言葉が多く使われます。とりあえずしまう、置いておく…その為ゴチャゴチャな場所も存在します。
掃除に関しては何が何でも隅々まで決して出来ません!(笑)
コンタクトレンズは体質に合わず使用していないのですがメガネをかけずに暮らすのは汚れた部分を発見しないようにです。

母方の祖母は恐ろしいほどの強烈なほどのキレイ好きでした。古い家でしたが、縁側や廊下はピカピカに光るほど磨き込まれており、すべって転びそうなほどだったのです。そして祖母の娘である我母もとてもキレイ好きでしたが、遺伝の時点で1/2くらいのキレイ好きに変化しており、私も世間一般からはキレイ好きと分類されるのですが祖母→母→私と引き継がれた為多分1/4以下になってしまっていると思われます。

私は私の使いやすいように物を置くのですが平行や垂直にまで拘る為、そうなっていないとイライラしたりします。(これも病気?)家の者が迷惑がっています。その為、置く物は丸いカタチが安心して気が楽です。月が好きなのもそのせいでしょうか?(謎)

ガーコ様のように仕事も家事もしっかり両立なさっている方を本当に羨ましく思います。今の私はなるべく完璧主義を止められ、思い悩みすぎるところを止められ、仕事することも止められているような状態ですから…困ったものです。

料理が大好きで自他共に認める料理上手ではありますが、レンジまわりまでピカピカには出来ません。この程度の私がどうして完璧主義と言われるのかが不思議でなりません。

ガーコ様これから年末年始とお忙しくなってまいりますね、私は適当な大掃除にしないと倒れる恐れがあり、最近は大掃除を考えただけで気分が悪くなるほど嫌いで、年始の用意は何もしなくていいように自宅にいないように毎年心掛けております。
年賀状作りは趣味の範囲ですから苦にはなりません。

どなたかこんな私を分析なさって頂けないでしょうか?

ガーコ様今度是非とっ散らかった我家に汚れたガラス窓でも見に来て下さい。食洗機が洗ったカップや湯呑みでお茶などお出し出来るかと存じます。
寒さ厳しき折ご自愛下さいませ…
                                              敬 具 
2006.11.18



ゲルマニウム温浴体験記

こんな町にも流行の「ゲルマニウム温浴」の店が出来た!しかも2軒もだ。ずっと行ってみたくて、広報誌などを切り抜き取っておいた。そしていよいよ初体験する日を心に決めて、(予約要らず)出発!電車でひと駅移動…

昔から寂れた感じのこの駅前の店の並びに、その店はあった。古い店舗にはさまれて、新しいはずのその店も昔何かの店だったものを簡単に改装したとすぐ分かる感じ…
出て来たのは化粧の濃い昔の松竹映画にでも出てきそうな飲み屋のオバサン風、客はどうやら私ひとりらしい…そして従業員もいなくてオバサンひとり…少し不安!

それでも初回体験コースは「ゲルマニウム温浴」と「遠赤外線サウナ」のセットで1,500円とお安い!
汗をかく為着替えを持って来た方がよいと書かれていたので、とりあえずのような更衣室でTシャツと短パンに着替えて、荷物は鍵のついたロッカーに入れた。
まず足をよく洗う、指の間もよく洗う…それからいざ「ゲルマニウム温浴」へ!手足を入れると少し熱い気がする、それでも42℃程度だった。ここから枕の上に頭を乗せて、20分間ただ寝ていてよし!

効果はとにかく素晴しいらしい!ダイエット効果!自然治癒力の増強!体内の老廃物、不必要な異物を多量の汗や排泄物と共に体外へ出してくれるのだ。エステ効果に健康効果、がんに立ち向かうインターフェロンを誘起する。細胞までも若返らせると…凄いでしょう?!

汗はあまりかかない私も頭皮から汗、Tシャツもぐっしょり…(女優なので顔には汗かきませんの…(´0ノ`*)オーホッホッホ!!)嘘のように汗が出たが健康効果等を求めるのなら、ある程度繰り返し温浴をする必要がある。でもやってみてもいいかなと思えるほど気楽に健康増進?しかし、その日の体重や体脂肪には何の変化もなく、出来ればいきなり減っていてくれればもっとその気になるのに…残念!

遠赤外線のドーム型サウナにも入りましたが、実は途中で気分が悪くなる寸前!
顔はサウナドームから出しているのに…
ある時から閉所恐怖症になっている私には危なかった、少し心臓がバクバクしだして、「助けてぇ〜」とは言いたくなかったので深呼吸をして、なるべく違うことを考えようと自分を落ち着かせた。

以前友人と一緒に体験エステに行った時には顔のマッサージなどが終わり色々塗られ布のようなもので顔を包まれた時は即パニックが起きて、Help!
閉所恐怖症って思い込みなのかな?若かりし頃はバカと煙と言われるほど高いところが好きだったのも高所恐怖症になってしまったし…

私にはこの「症」がいくつもあって厄介だ。

ところで実は私が「ゲルマニウム温浴」に行った店のそばにもう1軒の店があるらしく、そちらは写真で見る限り高級そう!完全個室で「ゲルマニウム温浴」と英国式リフレクソロジーが体験出来るのだ。ゲルマニウム以外は少々高いがフェイシャルや全身のボディトリートメント等々色々なコースもあり、自分への年末のご褒美にいいかも…( ̄∀ ̄*)イヒッ
たまにはそんなお姫様気分味わいたいわ!しかも都内まで行かずに体験出来るのだし…その後は美味しいランチをひとりで食べたりして、もちろん昼間からビールも!
私へのご褒美誰か下さい!

2005.11.24