内閣総理大臣は、第219条第1項の免許の申請があったときは、次に掲げる基準に適合するかどうかを審査しなければならない。
当該申請をした者(以下この頃において「申請者」という。)が、その人的構成等に照らして、引受社員の日本における業務の的確、公正かつ効率的な遂行を確保するために必要な知識及び経験を有し、かつ、十分な社会的信用を有する者であること。
申請者が、設立準拠法国の法令又は当該法人の規約により引受社員の保険契約上の債務の履行を確実にするための財産を保有していることその他保険契約者等の保護のための措置が十分に講じられていること。
引受社員の行う日本における保険業に係る収支の見込みが良好であること。
前条第3項第2号及び第3号に掲げる書類に記載された事項が、第5条第1項第3号イからホまでに掲げる基準に適合するものであること。
前条第3項第4号に掲げる書類に記載された事項が、第5条第1項第4号イからハまでに掲げる基準に適合するものであること。
内閣総理大臣は、前項に定める審査の基準に照らし公益上必要があると認めるときは、その必要の限度において、第219条第1項の免許に条件を付し、及びこれを変更することができる。