保険業法(平成7年6月7日法律第105号)


第272条の20(事業方法書等に定めた事項の変更の届出等)

前条の規定による届出があった場合は、内閣総理大臣が当該届出を受理した日の翌日から起算して60日を経過した日(当該届出が第272条の2第2項第4号に掲げる書類に定めた事項のみの変更に係るものである場合は、当該届出を受理した日の翌日)に、当該届出に係る変更があったものとする。

2.

内閣総理大臣は、前条の規定による届出(第272条の2第2項第4号に掲げる書類に定めた事項のみの変更に係る届出を除く。以下この条において同じ。)に係る事項が第272条の4第1項第5号に規定する基準に適合していると認めるときは、前項に規定する期間を相当と認める期間に短縮することができる。この場合において、内閣総理大臣は、当該届出をした者に対し、遅滞なく、当該期間の短縮を通知しなければならない。

3.

内閣総理大臣は、前条の規定による届出に係る事項が第272条の4第1項第5号に規定する基準に適合するかどうかについて審査するため相当の期間を要し、当該審査期間が第1項に規定する期間内に終了しないと認める相当の理由があるときは、当該期間を相当と認める期間に延長することができる。この場合において、内閣総理大臣は、当該届出をした者に対し、遅滞なく、当該延長後の期間及び当該延長の理由を通知しなければならない。

4.

内閣総理大臣は、前条の規定による届出に係る事項が第272条の4第1項第5号に規定する基準に適合しないと認めるときは、当該届出を受理した日の翌日から起算して60日を経過するまでの期間(前項の規定により当該期間が延長された場合にあっては、当該延長後の期間)内に限り、当該届出をした者に対し、期限を付して当該届出に係る事項について変更を命じ、又は当該届出の撤回を命ずることができる。


insurance.business.law [アットマーク] gmail.com