保険業法施行規則(平成8年2月29日大蔵省令第5号)


第17条の11(法第15条の規定による準備金の計上)

保険業を営む株式会社が剰余金の配当をする場合には、剰余金の配当後の資本準備金の額は、当該剰余金の配当の直前の資本準備金の額に、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める額を加えて得た額とする。

当該剰余金の配当をする日における準備金(法第15条に規定する準備金をいう。以下この節において同じ。)の額が当該日における資本金の額以上である場合 零

当該剰余金の配当をする日における準備金の額が当該日における資本金の額未満である場合 イ又はロに掲げる額のうちいずれか少ない額に資本剰余金配当割合(次条第1号イに掲げる額を会社法第446条第6号(剰余金の額)に掲げる額で除して得た割合をいう。)を乗じて得た額

当該剰余金の配当をする日における準備金計上限度額(資本金の額から準備金の額を減じて得た額をいう。以下この条において同じ。)

会社法第446条第6号に掲げる額に1/5を乗じて得た額

2.

保険業を営む株式会社が剰余金の配当をする場合には、剰余金の配当後の利益準備金の額は、当該剰余金の配当の直前の利益準備金の額に、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、当該各号に定める額を加算して得た額とする。

当該剰余金の配当をする日における準備金の額が当該日における資本金の額以上である場合 零

当該剰余金の配当をする日における準備金の額が当該日における資本金の額未満である場合 イ又はロに掲げる額のうちいずれか少ない額に利益剰余金配当割合(次条第2号イに掲げる額を会社法第446条第6号に掲げる額で除して得た割合をいう。)を乗じて得た額

当該剰余金の配当をする日における準備金計上限度額

会社法第446条第6号に掲げる額に1/5を乗じて得た額


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