目 次
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2006.10.30 腰下用のガスケットキットB を買ってみた
なんて書くと、まるでワタシ自身が慣れた人なのかと勘違いする人もいるかも知れませんね。事実は全く違って腰下をバラした経験は皆無(人がやってるのを見たことはあるけど・・・)なのです。Oリングの分別はパーツリストと首っ引きで何とか判明しました。 このページの目次にもどる |
2006.11.10 まずは別のエンジンで練習してみる
いきなり愛車のエンジンを降ろしてバラシにかかるというのも初心者にとってはリスキーなので、同種の別エンジンを入手して、これで腰下バラシの練習をしてみることにしたのだが・・・
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2006.11.15 常時噛合式ミッションってどうなってんの?
昔から疑問に思っていたのがバイクの常時噛合式ミッションの仕組みなのでした。ついに今、ようやくその謎の解ける日が来たのです、じゃーん。
要するに4枚ずつあるギヤのうち、カウンター側の1速ギヤと3速ギヤ、それからメイン側の2速ギヤと4速ギヤはいつもは空回りしているだけで動力は伝えていない訳ですね。 逆にその他の4枚のギヤは内側に溝が切ってあってシャフトのスプラインと噛み合っている(正確にはメイン側1速ギヤは最初からメインシャフトと一体ですが)・・・と。 そのうちのカウンター側2速ギヤとメイン側3速ギヤはシフトドラムの爪によってそれぞれ上下に動かされ、隣のギヤと組み合わさって隣のギヤをシャフトと連動させる働きをしている・・・と。 ふー、文字で表現するのは難しいなあ(^^; 実際に動きをじっくりと見てみれば感覚的にわかるんですけどね。 うーん、どうも説明が下手で、わかりにくいですね。スミマセン。しかし誰が考えたのか知らないけど、うまい仕組みになってますね。こんなわずかなスペースでちゃんと4速切り換えができるんだから、大したもんだ。あんたはエライ! さて、ここで問題です。前回の最後の写真(ミッションが写ってるヤツ。オイルで汚れてて見にくいですが・・・)はいったい何速の状態でしょうか?答えは次回。 このページの目次にもどる |
2006.11.16 使った工具類
ここまでの作業に使用した工具はだいたい下記のものです。なお、フライホイール外し用の工具はPart4で紹介したとおりなので省略します。
さて、前回の問題なんですが、
左側のカウンターシャフトで下から2枚目の2速ギヤが一番下の1速ギヤに密着しているので、これは1速の状態でした。 とか何とか言ってみても、この写真を撮った時点ではワタシにはさっぱりわからなかった訳で・・・ でも色々調べて今はわかるようになった訳で(^o^) これも一歩成長した証し・・・なのか? このページの目次にもどる |
2006.11.26 ミッションをバラバラにする
ミッションをバラバラにしてみました。後でわからなくなるのは確実なので、きちんと外した順番と向きで並べておきます。これをやっておかないと大変なことになりそう(^^; なぜならパーツリストはあまりアテにならない! というのは以前どこかのHPで読んだのだが、どうやらカウンター側の1速ギヤ(下の写真で一番右にある大きいギヤ)の絵が表ウラ逆になっていたりするらしいのだ。
ところで以前ちょっと書いたけど、ワタシの目的は1速のギヤ比を変えて、もう少し伸びるようにしたいってことなんです。ならばメインシャフトとカウンター側1速ギヤのみをギヤ比の違うものに替えればいい・・・なんて言うと ア マ ー イ !
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2006.11.29 ボールベアリングに関する Do・シロート考察
CL50のミッションに使われているボールベアリングは型番6001(内径12ミリ)と6003(内径17ミリ)が2個づつです。
以上をもってNTNに比べてNACHIは品質が劣るなどと断定はできません。なぜならクランクケース左側の6003はすぐ外側にオイルシールを介してドライブ・スプロケットがあるので、汚れやすい場所なのです。 少なくとも言えることは、ここに使ってある6003は、ある程度の距離を走ったら新品に打ち替えた方が良さそうだ ということです。 おまけ CL50に使われている主なボールベアリング一覧 単位:ミリ
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2006.12. 1 腰下はやっぱり難しかった
1速のギヤ比を変えて、もう少し伸びるようにしたいという思いで、大枚はたいて購入してみたデイトナのモンキー用4速クロスの補修パーツ3点です。
で、品物が届いて理由がわかりました。メインシャフトの右端のシャフト径がベンリィは12ミリなのに対し、モンキーは14ミリだったのですね。これでは内径12ミリの6001ボールベアリングには収まりません(T_T) やっぱり腰下は・・というより他車種パーツ流用は難しい!
でも何か方法はないものでしょうか? ということで無い知恵絞ってあれこれ考えてみました。もちろん工作機械などはありませんので、あくまでアマチュアレベルの話ですが・・・ 1.6001ボールベアリングを外して、モンキーに使われているようなニードルベアリングに変更する。ただし型番が不明だし、純正だとニードルベアリング単体ではパーツが出ない。ちょっと無理っぽいか。 もし可能なら予算的には数百円? 2.モンキーの左クランクケースを使う。この場合、メインシャフト側は良さそうだが、カウンターシャフト側のボールベアリングが型番6203となり、厚みが12ミリで、ベンリィの6003より2ミリ厚いのが気になる。それと他車種のクランクケースでは他のパーツの取り付けに問題が出る可能性があるかも知れない。 予算:中古で数千円? 3.シャフト径が12ミリの他車種の純正部品で使えるメインシャフトがないか探す。いろいろ調べたところCD90かカブ90ならシャフト径12ミリでギヤは12Tらしいというところまではわかった。 予算:新品パーツで5,000円くらいか 4.一番カンタンなのはモンキーの中古エンジンを手に入れて、その腰下をそっくり使うことだ。これなら今回購入したデイトナのパーツもそのまま使えて、しかも自動的に4速リターンにもなるし。でもなあ、それではエンジン部分でCL50のパーツはヘッドのみになってしまう。うーん、ちょっと釈然としないかも・・・ 予算:1〜2万円? |