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2006.12.12 1速のギヤ比変更は取りあえず断念 その代わりに・・・
前回の構想のうち3番目に挙げたCD90のメインシャフトが使えないだろうかという件について、いろいろ調べてみたのですが、はっきりはしませんが、これもちょっと無理っぽいかも。
右端のシャフト径は12ミリでOKだったのですが、写真のとおり一番右側のサークリップを嵌める溝の位置が全く違っています。右側二つの溝の間に3速ギヤが入り、左右にスライドする仕組みなので、CL50とCD90では3速ギヤの構造が全く異なっているのではないかと思われます。 ただ、3速ギヤが右にスライドしたときは、3速ギヤと1速ギヤの間にある2速ギヤを押さえ付ければいい訳なので、スぺーサーなどでうまく幅を調整すれば、ひょっとしたらイケルんじゃないかって気もするんですけどね。 まあ、しようがない。ギヤ比変更は今後の課題ということにして、取りあえず保留とします。 で、その代わりってわけでもないですが、ミッションのリターン化。こちらは何とかなりそうな気がするので、TRYしてみたいと考えております。 おまけ 各車種のミッション ギヤ比&軸受一覧
MS=メインシャフト CS=カウンターシャフト |
2006.12.20 ミッションのリターン化にTRY
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2006.12.22 リターン化の続き ニュートラルスイッチ
ニュートラルスイッチの接触がイマイチな気がしたので、CL50用のローターを試してみました。
結局ドラムをモンキー用に変更しても、ニュートラルになる角度は同じだったようです。 早い話が、モンキーのNスイッチローターは買う必要がなかったってことですか。うむ、勉強代141円也。 このページの目次にもどる |
2006.12.27 リターン化の続き ストッパーアーム
モンキーのパーツリストによると、ちょっと古いタイプ(Z50J Pなど)では別のストッパーアームを使っているようです。
これにてCL50のリターン化完了。というのはちょっと嘘っぽい。なぜかというと、今回はスペアエンジンに取り付けて試しただけだから。
ま、あわてることもないので、暖かくなったら本エンジンに組み込むとしましょう。もう一点、懸案も残ってますからね。 --------------------------------------------------------------------------------------------- ちょっと場違いな話題 ステンレスのビス&ボルトを何種類か購入してみました。実はシリンダヘッド用の6×22ボルトが白サビ?で固着してしまって、しかもスペース的にスパナしか使えず、外すのに相当苦労させられたので、6角レンチが使えるキャップスクリューにしたかったのです。
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2007. 1.12 1速のギヤ比変更に再TRY
一時頓挫していた1速のギヤ比変更の件ですが、自力では不可能・・・でも何とかしたいということで、井上ボーリングさんにモンキー用メインシャフトの加工を依頼しておりました。 年末年始にかかってしまったので、出来上がりは当分先だろうと思っておりましたら、何と嬉しい誤算。早々と昨日届きました(^o^)
ところで加工を依頼するとき、きわめてアバウトに「右端の部分を純正品と同じにしてください」とだけ書いて出してしまったのですが、戻ってきてからよくよく寸法を測ってみたら、サークリップを嵌める溝から右端までの長さが、モンキー用のほうがおよそ1ミリほど短いらしいことが判明! 「依頼する前に測れよ、俺」って感じですが(笑) その辺さすがプロっていうか、径12ミリに削る部分の長さも、それに合わせてちゃんと1ミリほど短くしてくれていました。感謝感激! このつたない文章で言ってる意味わかるでしょうか?詳しくは次回に・・・ このページの目次にもどる |
2007. 1.14 続・1速のギヤ比変更に再TRY
つまり、こういうことです。依頼どおりに径12ミリに削る部分の長さを純正品と同じにしてしまうと、下図のようにベアリングとの間に1ミリくらいの隙間ができてしまうのではないかと思います。(注:図は少々大げさに描いてある) ![]() まあ、それでも実際のメインシャフトの左右方向の位置決めは、ベアリング(図では左側のです)と、ギヤを介してそれを挟む形の2個のサークリップで決まるので、特段の支障は無いようにも見えます。 しかしです。シロート考えですが、もしメインシャフトに右向きの力が掛かった場合、ドリブンギヤを留めているサークリップ1個のみでその力を支えることになって、ちょっと頼りないような気もします。 でも下図のように、径14ミリの部分がベアリングのところまで、ちゃんと届いていれば、サークリップとメインシャフト(の径14ミリの部分)の2箇所で支えることになるので安心だ、ということを言いたかったのでした。 ![]() さて能書きはこれくらいにして、さっそく組み込んでみます。
これで懸案だったモンキー用4速クロスのパーツが使えるようになりました。ちなみにメインシャフトの加工工賃は送料込みで6,300円(税別)。ちょっと痛いけど、パーツが使えないことを考えたら、もう最高にHAPPYですネ(^o^) さあ、いつ本エンジンに組み込もうかな。ワクワク。 このページの目次にもどる |