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2006. 6.16 トラブル満開の予感 どうも最近トラブルが多いです(T_T) ざっと列挙してみると 1.購入時からときどきニュートラル・ランプが点かなくなる。これは売り主さんから説明されて納得のうえ購入したものです。 2.それに加えて、最近ウインカーとストップ・ランプが点かなくなることがある。出先でこのトラブルが起こると、かなり困ります。サイドスタンドの警告ランプは点くのでバッテリーじゃないようです。バッテリーの付近〜ヒューズあたりをごそごそやっていると、いつの間にか直ってたりしてどうにも不可解です。 3.ドライブ・スプロケを15Tに変えてから、走ると妙にうるさい。シャーシャー、ギャーギャーてな音が・・・どうもおかしいと思ってチェーンを見たらパンパンに張ってました(^^; 後輪を浮かせた状態でちょうどいいくらいに調整したので、後輪を降ろしたら遊びが無くなってしまったのでした。ま、これは単純なミスですね。 ブランクが長すぎて、どうも整備の勘どころがわからなくなっているようです。それに、もともと整備はあまり得意じゃなかったので・・・今回バイク乗りに復活したのも、実は昔マスターしそこなったバイク整備にもう一度最初から挑戦してみたかったというのが一番の目的だったりします。 電気系統のトラブルが多くなったのは、梅雨に入ったのとも関係がありそうです。雨に濡れればリークしやすくなるし、濡れたところに錆がでれば接触不良になりやすい。それにいくら程度が良かったとはいっても、そろそろ十年選手です。ひょっとしたら消耗部品の総取り替えを覚悟しなくちゃならんかもしれませんねえ。お金貯めておかなくちゃ(笑) ---------------------------------------------------------------------------------------------- ああ、それともう一つ。アクセルを戻してエンブレ状態になると、どうもボコボコいってエンストしそうになります。ボアアップ以前にはなかった症状です。でも、クラッチを切るかニュートラルにするとアイドリングは安定してるので、アイドルと中速域の間あたりのセッティングがダメなのか? キャブのセッティングが必要なのか、点火時期の問題か、ガソリンのオクタン価が低いのか、あるいはエアクリーナーか? そういえばエアクリは全然見てなかった。取り外しは相当たいへんらしいけど、一度やるっきゃないか。ああ、やるべきことが山積してめちゃくちゃ楽しい(うそ) このページの目次にもどる |
2006. 6.16 前記2の電装系のトラブル 配線図を描き描き考える 春の夜長? どうせ暗くてバイク整備は無理なので、サービス・マニュアル(以下SM と略)の配線図を眺めておりましたが、白黒印刷のせいか目がシバシバするばかりで、さっぱりわかりません。一念発起してExcel で今回のトラブルに関係ありそうな部分のみ描き直してみました。こちらがその図です。 トラブル時でもホーンとサイドスタンド・インジケータは点灯するので、赤いラインのところまでは確実に12V が行っているはずです。そして、メイン・スイッチON、F およびR のストップ・スイッチON、LウインカーON のとき12V が行くはずのラインを紫で表現しています。 最初はアースライン(図の緑色のライン)が怪しいかと思ったのですが、考えてみるとウインカー・ランプは全部片側接地のようなので信号ライン(黒に橙チューブ付きのケーブル)に12V が来ていれば、アースラインに関係なく点灯するはずです。 となると怪しいのは、ウインカー・リレー、図の8番のコネクタ(灰色のケーブル)、ウインカー・スイッチということになる。左右とも同じように点かないのでウインカー・スイッチより後はたぶん関係ないでしょう。ところが、そいつらが犯人だとすると同時にストップ・ランプも点かなくなる理由が説明つきません。 ウインカー・ランプは、実際に見たところマイナス側も緑色のケーブルで、アースラインに接続されていました。大変失礼しました。配線図はあくまで「配線図」であって、「実体配線図」ではないということですね。(2006.6.19記) 一方ストップ・ランプ中心に考えると、F・R どちらでも点かないことから、図のコネクタ14番(緑/黄)、15番(緑)が怪しいことになる。しかし、ウインカーとストップと同時にトラブり、同時に復旧するのは何故なのか? 偶然か、まさか。うーん、わかりましぇん。おしまい、ちゃんちゃん。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- おお、そうだ。ヘッドランプは点灯していたが、テールランプはどうだったか確認していなかった。テールが点いていれば、少なくとも15番(緑)は冤罪ということになりますね。いや何ね、ちょっと冤罪って言葉、使ってみたかっただけですよ。 ところで、「トラブル時でもホーンとサイドスタンド・インジケータは点灯する」と書きましたが、もしかすると別のときのと思い違いかも・・・うーん、ちょっと自信なくなってきました。もし思い違いなら答えは簡単。メインスイッチまたは、それに繋がる6Pカプラーの接触不良に1万点!! このページの目次にもどる |
2006. 6.20 電装系のトラブルシューティング
最近のバイクのメインスイッチは、たいていメーターの手前で空を向いて付いているようですが、こんなのは百害あって一益なしの典型例じゃないかと思ふ。ワタシなど「さあ、どうぞ雨を吸い込んで接触不良になってください」って言ってるような気がしてしまうのダ! ま、それはさておき、メインスイッチ(正しくはコンビネーション・スイッチ)を新品と交換してみました。
交換してからは、今のところ電装系のトラブルは出ていません。もし、これが原因なら前回のまわりくどい記述は一体何だったのでせう(笑) ああ、それからニュートラル・ランプの不具合ですが、ニュートラル・スイッチのあたりに散々556 を吹き付けたら、こちらもOKとなった模様。どちらも、もう少し観察を続ける必要はありますが・・・ さて、そうすると残るのは目下最大の問題点、アクセルOFF時のボコつきです。一番怪しいのは、やはりキャブ関連でしょう。 ボアアップした → 圧縮比が高くなった → キャブの流速が速くなった → ガソリンの吸い出し量が増えた → 急にアクセルOFFすると、スロットル・バルブの下でさらに流速アップ → さらにガソリンの吸い出し量増加 → 混合気濃すぎ → ボコつく ってな感じでしょうか? エアクリが汚れて詰まり気味になり、さらに拍車を掛ける・・・なんてね。 このページの目次にもどる |
2006. 6.21 LIGHTボアアップ → ジェットニードルの1段下げは定説? アクセルOFF時のボコつきの原因が混合気の濃過ぎなら、もっとも簡単な改善法はジェットニードルのクリップを1段上にあげて(ジェットニードル自体は1段さがる)薄くしてやることでしょう。これで解決すれば何ともお手軽、苦労してエアクリを外すのを後回しにできます。 ということで、早速やってみました。結果は上々。OFF 時のボコつき改善、さらにON 時のピックアップも改善しました。なお、まだ慣らし中のため 50Km/h以下でしか走ってません。したがって全開時の調子は未確認ですが、こちらはメインジェットの受け持ち領域なので、これも後回しですね。 ワタシ的結論 LIGHTボアアップして、他はノーマルの場合、ジェットニードルの1段下げを定説とする・・・なんちゃって。 ご注意 この記事と同じことをして、どのような不具合・不利益・事故などが発生しても当方はいっさい関知しませんので、あくまで自己責任でどうぞ。特に、すでに混合気が薄かった場合、さらに薄くなって焼き付きの原因になるかもしれません。本当にご注意ください。 このページの目次にもどる |
2006. 6.25 チェーン交換・オイル交換・キャブ微調整
今日はチェーンとオイルを交換し、キャブのスロー調整を行いました。
あとオイルも交換しました。実は購入直後に見てみたら割と新しそうだったので、どうせボアアップして慣らしをすれば交換するからと思い、放っておいたのでした。現在、慣らしは2/3 ほど終わったところなので、また終了時には交換することになるでしょう。したがって今回は安いヤツでいいや・・・純正のG1にしときました。ホームセンターで安く売ってるし。
ワタシは全然オイルには拘らないほうなので、今後もせいぜいG2クラスにするくらいだろうなあ(笑) ところで、これでほぼエンジンの調子はボアアップ前と同じくらいスムーズにはなりました。 し か ー し
です、何か力強さってなものをほとんど感じないのですが、LIGHTボアアップってこんなもの? まあ確かに二次減速比をだいぶ落としたのでギクシャクせず、スイスイってな感じで走りますが、どうもイマイチ物足らない。やっぱキャブかな、キャブだろうな。上の写真を見てもいかにもキャブが弱体だよね。スロットルバルブなんかオモチャかと思うくらいミニチュア版だしね。 そうなると定番のPC20 ですか? ああ泥沼に入り込んでいく自分の姿が目に浮かぶ。 このページの目次にもどる |
2006. 6.28 大汗だらだら エアクリーナー交換
いよいよ難易度抜群?のエアクリ交換にチャレンジしました。 1.まず左サイドカバーを開けてバッテリーを取り出し、フレーム右側の袋ナットを外してIGコイルも外します。 2.シートを外し、ヘンな黒いプラ製の三角カバーも取り、ついでに邪魔になりそうなウインカー・リレー(だと思うんだけど…)も外して、ここからエアクリのゴム・カバーをある程度まで引っ張れるよう準備しました。 3.キャブとゴムのダクトを分離する。ちなみにこのダクトの正式名称は「サイレンサーCOMP」だそうです。 4.一体となったエアクリ・エレメント+ゴムのダクト+ゴムのカバーを車体後方に引っ張…ろうとするが、ダクトのベロみたいなものが邪魔して、とてもじゃないけど無理。どうする、どうすんのよ、俺。みたいな(笑) きっぱりと男らしく決断!よし、切ろう。ニッパーでパチパチとカットします。これで引っ張れるようにはなったが、金属バンドが見えてくるほどは引っ張れないことが判明!意味ないJan 5.しょうがない。サイドカバーの穴から一体のまま丸ごと、無理やり力ずくでひねり出す。なぜなら金属バンドのネジが上のほうにあるらしく、どうしても分解できないのです。頼むから気を利かして、ドライバーが入るようなところにしておいてクレヨン。 そして汗だくで悪戦苦闘すること十数分。出ました! あんまり無理やりやったので、ゴムのダクトに小さな亀裂が入ってしまったが無視無視(いいのか?)
あとで思い付いたんですが、エレメントを装着する金属バンドの代わりに100 円ショップで売っている結束バンドが使えるんじゃないかな。それだったら外すときはニッパーで切ってしまえばいいんで、作業がラクになりそう。金属じゃないからIGコイルと干渉しても傷付ける心配はないしね。意外とグド・アイデア…あ、でもかなりの長さが必要だから100 円ショップのじゃ無理かも。 このページの目次にもどる |
2006. 7. 2 ここまでにかかったメンテ費用(概算)
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