なぎさホテル映像(1)



「なぎさホテル」に関する映像を紹介します。

1.「ゴロウ・デラックスSP」TBS(2012.4.12 24:17〜)

 放映直前にメールで写真の使用依頼があり、許可したところ下の3枚目の画像のように紹介されました。

この番組の中でなぎさホテルのことが語られた部分を下記に抜粋します。(敬称略)

ナレーション;「ここで朗読タイム。1970年代後半、借金を抱え自暴自棄になっていた伊集院さん。
その頃出会ったある人との交流を吾郎さんが朗読します。」

稲垣吾郎の朗読;『続・大人の流儀』より
「I支配人は海が大好きだった。南洋航路に乗っていた頃の面白い話を、
夜の海を眺め、ウィスキーをやりながら聞かせてくれた。
『船で厨房長を三年もやれば新米の船長より偉いんです。
きちんとしなきゃ、美味い食事も酒も出してやりません。
立ち寄る港々に美しい女性がいましてね
伊集院さん、楽しみなさい。人生はアッという間に過ぎてしまいますから。
でも、あせっちゃダメだ。ゆっくりと急げばいい。』」

吾郎;「ゆっくりと急げばいい‥」
伊集院;「これは逗子のね、なぎさホテルっていうホテルがかつてあって、お金は一銭もないまま
昼間浜辺でビールを飲んでたら、このI支配人が来て、『この辺に宿舎ないですかね。』って言ったら
『うちのホテルなんだけど』って古い2階建てのホテルがあってね、『いや俺お金ないっすから』って
言ったら『お金なんていつでもいいから』って言ってそれから7年。
2年目くらいまでもうほとんどお金払えなくて、どんどん部屋代がかさんでいくんだけど、
僕が『旅に行く』とかって言ったら、『お金ないんでしょ』とか言って、金庫から5万円とか出してくれて
『お金は必ず出来た時に払えばいいから。あなた一人くらい面倒見れない事はないから』って言って
やってくれたの。」
吾郎;「なんでそこまで‥」
小島慶子;「ただの通りすがりで‥」
伊集院;「通りすがりじゃなくて座ってビールを飲んでたんだよ。」
吾郎、慶子;「ハハハハハ‥」
伊集院;「今考えても、何でそうなったのかっていうのは分からないんだけれども、
本当によくしてくれたね。」

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