Essay
wish you were here
あれから…

「仔犬育て奮闘記」を書いている頃から、そんなに月日が過ぎているような気はしていないのに…
我家の娘は何故だか未だに仔犬のようだったり、言葉を少し理解していたり…でも抱っこ記念日に胸がジーンとした日が嘘のように今では毎日抱っこ抱っこなチビらぴす姫!
甘ったれはチビの頃より増量しており、食の好みはうるさく、オナカがいっぱいなら大好きなおやつも食べず、それでいて上手におやつを隠せるような頭がない為(笑)おやつをくわえて家中をウロウロ…
神経質で泣き虫で、とにかくかあさんが誰よりも大好きなことは本当に嬉しいです。

お陰でかあさんひとり旅に行けません(笑)
そのうち思い切って長いひとり旅に出たいぞぉ〜
後ろ髪引かないでね!らぴすちゃん!

2006.9.24


ひっくるめて「うつ病」にしないでよ!

数ヶ月前から市で行われている「女性の生き方何でも相談」(無料)に月に1回くらい予約をして通っています。先生は女性でもちろん心理学やカウンセリング等々を学ばれた方ですが性格的に明るくさっぱりした感じの方で私と年が近いこともあり、友達に話せないことまで話せてとても気が楽になります。「またお喋りしに来てね!」といつも言って下さることも嬉しいです。
先日先生と話した時に私のうつ病に関して疑問を投げかけられました、担当医は何を基準に私を「うつ病」と判断し病名をつけたかと言うことです。

それはある時期1年以上前からだと思いますが朝目が覚めると同時に頭痛がしたり「地獄だぁ〜」と口にする日々が続き、元々朝に弱い私が5時50分に起きることが辛いだけだと思っていました。
その事を担当医に話した時に「うつですね…うつ病を併発しています。」と言われたのでした。
しかし最近になり同じく「うつ病」と戦い、頑張っている友人・知人の話などをブログで読んだり、聞いたりするたびに何かが違うと思っていたのですが…

市の相談員の先生に頭痛の症状以外はまるで「うつ病」とは思えないと言われたのでした。(私はお喋りでいらぬ話もよく喋り、よく笑い、元気だから?)確かに体調不良や頭痛で寝込むことはあっても頭痛でも家事を何とかこなしたり、らぴすと散歩に行ったり、犬のイベントに誘われれば積極的に参加したりと能動的であります。

それは「うつ病」にはあり得ないことらしく…(医学的なことまでははっきり言い切れないけれどもと先生はおっしゃりながらも…)

先日その話を思いきって神経科の担当医にぶつけてみました。「うつ病」ではないのにうつの治療の薬を辛い思いをしてまで飲みたくはないとも思ったからです。
しかし…担当医はそれでも私が「うつ病」なんだと説明してくれました。最近似た症状をすべて「うつ病」としてしまう傾向はあるらしいのですが…
私の場合は強迫性障害と不安障害で病院通いがはじまりましたが強迫性障害と併発してうつ病が起きることがとても多いそうです。まさに私は強迫性障害からうつ病を発症してしまった患者だったのです。
このうつの症状は強迫性障害が少し改善されると、うつの症状が強まり、その逆もあり、シーソーみたいな関係になっているそうです。
なので…強迫性障害とセットのうつ病の為、他の真性?のうつ病とは異なっていても可笑しくないらしいのですが、ρ(`D´#)もぉぉっ!何もかもひっくるめて「うつ病」にされては何だか困ります。「プラスうつ病」とか「うつ病混ざり」とか名前を変えてほしい(笑)

9月からゆっくり変更していた新しい抗うつ剤は体調をどんどん悪くして行き、強烈で猛烈な頭痛や吐き気、嫌悪感まで引き起こしていました。担当医は元の薬に戻すことを勧めましたが、その元の薬を何年飲んでも何も改善がされなかったのです、現状維持で暮らして行くのではなく私は薬を全部飲まなくてもいい健康な人間に戻りたいのです。せめて頓服薬を飲むくらいの生活に…
担当医は少し古い考えの方です。使用している薬も古いタイプの物が多いようです、もちろん新しければいいとか安全とは言いませんが…人間性や知識には問題はありませんが「治して行く」と言う私の考え方、気持ちには同調してくれていないのかもしれません。

最近では自分で病気や薬の勉強をして、自らが医者に話し処方箋を書かせている患者も多いそうです。自分の身体ですからね、私も少しそれになりつつあるのかもしれません。

それは前向きで勉強熱心でパワフルで長く私の話を聞いて下さり、かなりの苦労人だともお聞きする、知る人ぞ知る神経科医のセカンドオピニオンの先生との出逢いも大きいとも思います。

12月です、こんな体調で今年も終わってしまいそうです。

なるべく早くセカンドオピニオンの先生のもとを訪れたいと思います。その日はとても近いと思われます。

2006.12.4


前世からのつながり

「オーラの泉」を見ていると「前世からのつながり」と言う言葉をよく耳にします。
霊能力がある訳ではない私ですが…実は少し隠している能力はあったりして(笑)そんな私のせいだからでしょうか?数年前から前世からのつながりを感じることが凄く多くなりました。
偶然ではない必然の体験も…

短い期間の付き合いで通り過ぎて行く人であっても…とても仲良くなった友人であったり、深い付き合いになった人、そんなに深い付き合いではないのにやけに日々顔を合わせてしまう人…結果的には長い付き合いになっていたり…

十数年前宗教にのめり込んでしまった友人がいて困ったもんだったのでしたが(笑)彼女には当時悩みが多かったり、病気をしたりしてばかりの私をいつも支えてもらったり、励ましてもらっていました。
その時に彼女は既に言っていたのです。「どうやら私は前世であなたにとても世話になり助けられたので今世でお返しをしているらしい」と…

世の中はそう考えて行くと実に面白い、嫌な奴がいた場合にも「こいつは前世では敵国の人間であったに違いない」と思えば笑える、でもその嫌な奴も前世からのつながりであったとすれば嫌な奴であっても今世でまた出逢う必要、学びがあるのかもしれません。

昔から(高校卒業後からですかね…)生意気で威張っていてお姫様扱いをされていた?させていた?私からすれば私を大切に扱ってくれる人を常に下部としたり勝手に門番としたり使用人にまでしてしまう(´0ノ`*)オーホッホッホ!!
やはり私の前世はお姫様なのだぁ〜と決めてしまいたくもなります。(笑)

しかし真面目な話として不思議なほど前世からのつながりを強く感じられるようになった今日この頃であるのです。
それは特に私を助けてくれる人に完璧なタイミングの必然で出逢ったりすることから特にそう思うのかもしれません。
私を和ませてくれたり、楽しい時間を共有してくれる人たちに対しても深い愛情と共にそう感じられずにはいられません。

先日の「オーラの泉」で俳優の陣内氏の愛犬が前世では愛馬であったとのつながりを聞き、私はやはりと確信したのでした。
らぴすを飼う、購入するにあたっても色々なことがあったのですが全て必然だったのです。らぴすもすずちゃんもきっとそうであろうと…愛馬か愛犬かもしれない、もしかしたら娘だったかもしれないとまで、すずちゃんとらぴすのことは誰に笑われても前世からのつながり、子宝に恵まれたとまで思っている私ですから…

いつも側にいて助けてくれる人、緊急事態には必ず連絡をしてくれたり現れてくれる人、みんな前世からのつながりだと確信したい。
アメリカや大阪や高知へ遠く離れ行ってしまった友人たちとも未だ強い絆を感じることがあります。

「ありがとう!」今世でも出逢ってくれて…
そして今世から出逢ってくれた人たち皆にも「ありがとう!」

2006.12.8


ひとりになりたい…

助けて下さい!

壊れている、とてもとても疲れている、この頃特にそう感じます。
どうしてだか一週間の過ぎるのがとても遅く「まだ火曜日?」なんて思うほど…
充実した生活を送っていないから?

この2年以上の間、家の中の問題、そしてそれに伴うように病状すべてが悪化しています。誰にも先の人生は見えないけれど、今私は自分を取り巻くすべての現状から逃げ出したいと思うし、せめて出口が見えればと先の人生が知りたいと強く思う。
らぴすと過ごす時間、ほんのたまに友達と逢う時間、どんな素敵な予定があっても、その日が楽しくても、まるで日々を消化しているだけのような気さえしてしまいます。

助けて下さい!
せめてここから抜け出す出口を教えて下さい。
運命は必ず変えられる、運命を変える為の方法を模索中なのでしょうか?
尊敬する鍼灸院の先生に相談をしてみました。先生は私が既に心の中では決心をしていることを察していらっしゃるように、私の考えを良いものとして応援して下さいました。
そして現場(生活)や現状から離れることも行うべきと…
ずっと以前は入院等には反対なさっていらしたのですが、余程先生から見て、私の身体が悪化していることが分かっておられるのだと思いました。ただ入院とホテルライフを比べた場合、もちろん入院をすれば治療も出来ますが、現在の私が眠れない等の特別な要因がないのなら、選ぶのは本人ですが、リラックス出来ることがとにかく1番であると助言を頂きました。私の身体やっぱり以前より精神面からも気付きますがとても悪化しているような気がします。

私が以前アリゾナを旅した時に見て頂いたヒューマン・デザイン・システムの中にもこんな言葉を言われたことがメモとして残っています。

私は元々うつのエネルギーを持っている。
うつになって落ち込んだ時は自分を批判しない、今こそ自分を大切にしてあげる時間!自分を責めない、ひとりになりたいサインだと受けとめる。それは精神的なものではなくメカニカルなものと…
ひとりになってゆっくり休む…
ひとりになって自分を大切にしてあげる…
ひとりになる時間が何よりとても大事!

2006.12.23


この頃の私…

新年を迎えたというのに…
未だに時間の流れがやけに遅く、暗闇の中をどんより漂流しているような気がしています。かなりの精神不安定であることも否めません。

1月23日近所の婦人科で卵巣腫瘍を発見され、元々持っていた子宮筋腫と共に子宮全摘出の手術を大きな病院で受けてくるように勧められ、ショックは隠しきれず、私の精神状態にさらに追い討ちをかけるかのような事態の中に突入してしまったのです。
それでも優しい友人達に励まされて、澤田先生も市の相談員の先生も私をとても前向きにして下さり、決心して腹腔鏡でとっとと手術を受けて(全身麻酔は辛いけれど)元気になろうと拳を振り上げたつもりが…

2月6日以前お世話になっていた順天堂医院に行き、内診、子宮がん検診、エコー、血液検査などすぐに出来る検査は済ませ、MRIは順天堂だと1番早い予約が3月22日になってしまう為、四谷の病院に予約を入れてもらい、本日その病院でMRIを撮る予定だったのですが…
有ろう事か私は保険証を持って来ることを忘れてしまった。完璧主義の私が…いつも用意万端な私が…こんなことをやらかすなんて恐ろしく動揺してしまった。順天堂に電話をしてもらったが当直の人間しかいなかったことと、個人情報の関係で電話では何も教えてはもらえなかったようだった。その病院ではカードも使えたが実費ではかなりの高額になり、1度カードで支払っても、また別の日に保険証持参でマイナス伝票を切ってもらえるとしても…結局は四谷まで2度も足を運ばせるのなら、保険証を持参して3割負担で現金払いをしたいと思った。お陰で次の検査は10日も先の予約になりました。

私が自分で起こした失態ではありますが無駄な電車賃にならないように?予定にはしていたけれど銀座で途中下車して、映画「東京タワー」の前売り券を購入、この時凄く嬉しいことにリリー・フランキーさんデザインのピンバッチが前売り券にはついてくる(数量限定)けれど種類は選べないと聞いていたのに、「どれがいいですか?」と聞かれ、選べてもらえましたm(;∇;)m うれしすぎるっ!もちろんボク…オダギリジョーくんを選びました。(ピンバッチの写真はギャラリーにアップしました!)
元気になれたのはつかの間…お茶を飲む気にもなれず、大好きな昼間からビールも飲む気になれず(これは重症!)夢遊病者のような足どりで人込みの銀座を歩き、三越屋上のペットショップで、らぴすのおやつなどを少し買い…結局私自分のことよりらぴすなんだな(笑)
フツーに暮らしているみたいだけれど本当はかなり暗い、沈んだまま浮いて来れない感じなんです。何しろMRIの画像とすべての検査結果が出てからも腹腔鏡手術を希望する人は1年から1年半待ちで、オナカに爆弾抱えて暮らせと言われているような訳だし、卵巣腫瘍は長期間ほおっておくと、がん化する恐れもあると色々なところに書かれており、元がん患者としては脅えずにはいられず、家族、親戚とがん患者の多い家系である私は「蛇の生殺し」のような待たされ方を強いられ、辛いし虚しいし、死にたいほどですよ…
せっかく決心して病気に立ち向かおうとしていた私はどうなるのよ、そうやって自分が多少ならずも狂って行くようで、自暴自棄になっていることも分かるほど…無理して楽しいブログは書けないし、書いたところで嘘だし、本当は隠し切れないほどの精神不安定な気持ちや病気・検査の報告ばかりになりそうだし…だからブログはしばらく休むことにしました。
時々はサイトの宣伝に出て行くくらいかな(笑)読んでくれている人も2名か3名程度でしょ…コメントがない日のブログほど悲しいものはないし、それでまた落ち込むし…

ここでひとり言を書いている方がいい…ここは自由でいられる私の城だもの…
ρ(`D´#)もぉぉっ!とにかく今は今の現状にうんざりです、叫びたいし泣きたいです。神様やご先祖様や守護霊様がいらしてくれるのなら、どうかどんな方法を使ってでも早くここから助けあげて欲しいと願います。
こんな時にはひとり旅に出られることが一番いいけれど…手術をすっきり終えてからと決めたんだ。(いつだよぉ〜)本当なら今頃大好きな冬の北海道に行っていたはず…雪を見ながら露天風呂に入って心に休養を与えていたはず…美味しい物を食べて笑っていたはず…でもね予約したホテルも航空券もすべて1月23日に病気を告知されて、その日のうちにすべてキャンセルしてしまったんだ。
精神的なだけじゃなく肉体的にまで壊れているなんてさ…今はただ思いっきり泣かせてくれる相手がほしい…早く早く1日も早く明るい兆しが欲しい…1日でも1週間でも早く手術を終えたい。
お城の中で悶々と暮らして行くなんて…外に買い物にも散歩にも行ける、お酒も飲めるけれど囚人同然だよ…私はこの城の姫なのに!
らぴすはどんどん私に似て来ているみたい…私を映し出す鏡のように…いつも神経質な顔で不安いっぱいでいます。

誰かに…
あなたにそばにいてほしい…
wish you were here

2007.2.10


音楽に救われる!

「僕も料理や旅が好きだから、波長が合うね!」とある男に言われた。
いえいえ、そんなことくらいで波長は合っていません。

いつの頃からか、精神的に体調を壊してから特にかな…ヒーリングミュージックのような歌のない静かな音楽しか聴けなくなり、時にはそれさえも騒音に感じてしまう異常事態!
私の趣味や好きなことのひとつやふたつに共通したからって、気が合うとか、波長が合うとか、男たちよ言うんじゃない!

滅茶苦茶精神状態の悪い中、突然聴いてみたくなった歌があった、昔好きだった歌だ。
あの頃はどんな悩みを抱えていたのか、涙を思いっきり流しながら繰り返し聴いた曲だ。

「大丈夫」これが歌のタイトル…

大丈夫 なるようになるのさ
いつでもそうやって笑ってたじゃない
大丈夫 なるようになるのさ
構わずに行こう 思いのまま 

でっかい星の海にため息沈め
もう 忘れましょ 

大丈夫 なるようになるのさ
いつでもそうやって笑ってたじゃない
回る観覧車の下
僕らの街は ちっぽけだな…♪

久しぶりに繰り返し聴いて、はじめは泣いて、今は大きな声で一緒に歌っている。
斉藤和義の音楽はやっぱりいい、時にハードロックで時にフォークで時にポップで時にパンクでと音楽の幅がとにかく広い。ほとんどの楽器をこなす彼ならではのサウンド作りも大好きだ。本人は音楽志向らしいが彼の作詞には人を圧倒させるだけの魅力がある。

私の大切な10代から20代はどっぷりと音楽漬けだった。たくさんの音楽を聴いた、洋楽も邦楽もクラッシックも…バンドもいくつも渡り歩いて、歌い続けていた。それが今いる私の大きな土台、ベースになっているから…音楽、バンド、楽器が弾けるくらいがキーワードにないと合わないです。(笑)
同時期くらいにベースとなったことに脚本や作詞もあり…
精神世界や旅も今では私の中にあるけれど、そのことくらいでは波長はほとんど合いません!料理は今や趣味ではなく義務(笑)店やペンション経営を他人に勧められるほど才能とセンスがあることは確かですけれど(笑)

やっぱりまた歌に救われた!
唯一聴き続けている、人によっては騒音かもしれない(笑)SMAPのアルバムの中にもいい楽曲も演奏もあるんです。
そうして大きな声で繰り返し歌う時、右反回神経の麻痺も声帯の半分が動かなくなったことも忘れる。
下手でも私はちゃんとVocalとしてしっかり歌い出す、そして何度も歌い続けるんだ…
「大丈夫」と…

2007.2.15