保険業法施行令(平成7年12月22日政令第425号)


第37条の5の7(保険持株会社に係る分割で内閣総理大臣の認可を要しないもの)

法第271条の31第2項に規定する政令で定めるものは、次に掲げる会社分割(当該会社分割により事業の一部を承継させ、又は承継するものに限る。以下この条において同じ。)とする。

当該会社分割により承継させる資産又は負債の額がいずれも当該保険持株会社の総資産又は総負債の額の1/20以下である分割

当該会社分割により承継する資産又は負債の額がいずれも当該保険持株会社の総資産又は総負債の額の1/20以下である会社分割(次に掲げるものを除く。)

当該保険持株会社が承継する吸収分割会社(会社法第758条第1号に規定する吸収分割会社をいう。以下この号において同じ。)の債務の額として内閣府令で定める額(ロにおいて「承継債務額」という。)が当該保険持株会社が承継する吸収分割会社の資産の額として内閣府令で定める額(ロにおいて「承継資産額」という。)を超えることとなる会社分割

当該保険持株会社が吸収分割会社に対して交付する金銭等(当該保険持株会社の株式等(会社法第107条第2項第2号ホに規定する株式等をいう。)を除く。)の帳簿価額が承継資産額から承継債務額を控除して得た額を超えることとなる会社分割

2.

前項の規定を適用する場合における同項の資産(同項第2号イの資産を除く。以下この項において同じ。)若しくは負債又は総資産若しくは総負債の額は、当該会社分割の直前における帳簿価額(同項第2号に掲げる分割により承継する資産又は負債にあっては、当該分割の際に付すこととなる帳簿価額)によるものとする。


insurance.business.law [アットマーク] gmail.com