法第272条の13第1項に規定する政令で定める金額は、1の保険契約者について引き受ける第1条の6各号に掲げる保険の区分に応じた保険金額の合計額(次項において「総保険金額」という。)について、それぞれ当該各号に定める金額に100を乗じて得た金額(同条第5号に掲げる保険については、調整規定付傷害死亡保険以外の保険にあっては3億円、調整規定付傷害死亡保険にあっては6億円から調整規定付傷害死亡保険以外の保険に係る保険金額の合計額を控除した金額。次項において「上限総保険金額」という。)とする。
1の保険契約者との間で、1の会社若しくはその連結子会社等(内閣府令で定めるところにより当該会社と連結してその計算書類その他の書類を作成するものとされる子会社その他の会社をいう。以下この項において同じ。)の代表者又は当該1の会社若しくはその連結子会社等の役員若しくは使用人が構成する団体の代表者を保険契約者とし、当該1の会社若しくはその連結子会社等の役員若しくは使用人又はこれらの者の親族を被保険者とする保険契約のうち、当該保険契約に係る普通保険約款の条項において当該保険契約の保険期間の中途で被保険者の数を増加させることができることが定められているものを締結している場合において、当該保険契約の被保険者の数が当該条項に基づき増加したときは、法第272条の13第1項に規定する政令で定める金額は、前項の規定にかかわらず、当該増加した日から当該保険契約の保険期間の終了の日又は当該増加した日後に当該保険契約者との間で当該保険契約に係る保険と第1条の6各号に掲げる保険の区分が同一の保険に係る他の保険契約を締結する場合における当該他の保険契約の保険期間の開始の日の前日のいずれか早い日までの間に限り、総保険金額について、上限総保険金額に110/100を乗じて得た金額(同条第5号に掲げる保険については、調整規定付傷害死亡保険以外の保険にあっては3億3000万円、調整規定付傷害死亡保険にあっては6億6000万円から調整規定付傷害死亡保険以外の保険に係る保険金額の合計額を控除した金額)とする。