14.「岩波写真文庫『鎌倉1950』」岩波書店
戦前から戦争直後の日本におけるコカ・コーラの歴史を調査されているちうり様から情報提供頂きました。
12頁に下記写真が載っているそうです。コカ・コーラのマークのついたなぎさホテルへの標識が見えます。
写真のキャプションには、
「大佛へゆく長谷の道。戦後、遠来の客のためにたてた道標が目につく。
彼らには大佛はひどく面白いものらしい。日曜などは200メートル先の大佛まで自動車でいっぱいだ。」
と記述されています。
134号線のない時代で、進駐軍の兵士や家族は、長谷のこの位置から由比ガ浜、六地蔵を経て、
若宮大路を横切り、名越を抜けて、冷えたコカ・コーラの待つなぎさホテルへ向かったのかもしれません。
15.「雑誌 太陽」 1986年9月号 平凡社
さきたか様より情報提供頂きました。3ページにわたって取り上げられているそうです。写真もご提供頂きました。
16.「なぎさホテル」 伊集院静 著 小学館
伊集院さんが過ごされたのは、「1978年冬から1984年の7年余り」という記述があり、私がバイトしていたのは、
1985年夏からですから、やはり重なっていないのだなあと思いました。I支配人、Y副支配人(当時)、Rさん、お部屋係のご婦人方、
まかないや「別館」の描写など、そうだったなあと思い出しました。挿絵的に使われている幻想的な写真が架空のものではなく、
実際のなぎさホテルの写真であることも感心しました。とても素敵な本です。
17.「観光地と洋式ホテル」 昭和9年 鉄道省
ちうり様より情報提供頂きました。ブツはこちらをご覧下さい。鉄道省発行というところも相当渋いです。「なぎさホテル関連書籍2」に載せた「ノスタルジック・ホテル物語」にも多くのページを割かれている鎌倉海浜ホテルよりも宿泊料が微妙に高いところは、
海浜ホテルよりもなぎさホテルが格上だったということでしょうか。
この他にもなぎさホテルの記述のある本を知っている方はどうぞご連絡下さい。
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