改正法附則第2条第2項第2号に規定する主務省令で定める方法は、貸借対照表の資産の部に計上されるべき金額の合計額から負債の部に計上されるべき金額の合計額(次に掲げるものの金額の合計額を除く。)を控除する方法とする。
改正法附則第4条第1項において読み替えて準用する法第115条第1項の価格変動準備金に相当する額
第43条第1項第3号の異常危険準備金に相当する額
前項の資産及び負債の評価は、計算を行う日において、一般に公正妥当と認められる会計の慣行に従って評価した価額によらなければならない。
前項の場合において、次の各号に掲げる場合に該当するときは、当該各号に定める金額を評価額とする。
金銭債権又は市場価格のない債券について取立不能のおそれがある場合 取立不能見込額を控除した金額
市場価格のない株式についてその発行会社の資産状態が著しく悪化した場合 相当の減額をした金額
前2号以外の流動資産の時価が帳簿価額より著しく低い場合であって、その価額が帳簿価額まで回復することが困難と見られる場合 当該時価
第1号又は第2号以外の固定資産について償却不足があり、又は予測することのできない減損が生じた場合 償却不足額を控除し、又は相当の減額をした金額
繰延資産について償却不足がある場合 償却不足額を控除した金額