保険業法施行規則(平成8年2月29日大蔵省令第5号)


第92条(保険契約の移転の効力)

保険契約の移転を受けたことにより、法第4条第2項第2号から第4号までに掲げる書類(以下この項において「事業方法書等」という。)又は法第187条第3項第2号から第4号までに掲げる書類に定めた事項を、移転会社の事業方法書等に定めた事項のうち当該保険契約の移転に係る保険契約に関する部分を付加した内容に変更しなければならない場合においては、法第139条第1項の規定による認可を受けた時に、法第123条第1項(法第207条において準用する場合を含む。)の規定による認可を要する事項については、その認可を受けたものと、法第123条第2項(法第207条において準用する場合を含む。)の規定による届出を要する事項については、変更があったものとみなす。

2.

移転先会社は、資産の運用方法又は第48条の3第1項及び第48条の5第1項に掲げる資産の運用額(外国保険会社等の場合にあってはの3第1項に掲げる資産の運用額)が保険契約の移転とともにする財産の移転を受けたことにより第47条から第49条までの規定(外国保険会社等の場合にあっては、第139条第140条及び第140条の3並びに第160条において準用する第49条の規定。以下この項において同じ。)による制限に反することとなった場合においては、その方法又は額により資産の運用を行うことができる。この場合において、当該移転先会社は、漸次、第47条から第49条までの規定の趣旨に従って、その資産の運用方法又は運用額を改めなければならない。


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